⑧猫ふんじゃったような気がする You Feel Like You’ve Stepped On A Cat

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細かいギミックはこの曲が一番豊富なんじゃないかな

———-これは、どういう曲なんだい?

この曲はね、10曲の中で一番先に出来上がった曲なんだよ。

それだけに難産だったなぁ。

———-完成するまでに時間がかかったんだね。

そう、リフをどうするか、展開をどうするか、一番悩んだ曲の一つだね。

全体の印象としては地味に感じるかもしれないけど、細かいギミックはこの曲が一番豊富なんじゃないかな。

———-いろんな展開が次々と出てくるところが面白いよね。

でしょ? とにかく主題のリフが次々と変異しながら現れるような感じだね。

———-プログレ色も強めかな?

うん、ポリリズムや変拍子を経てサビに至った後、もう一種類展開が現れるんだけど、そこにまた時間がかかった。

———-よくあそこからもう一つ展開させようと考えたね。

あのままあっさり終わるべき曲じゃないような気がしたんだ。

でも他の曲の主題にしてもいいくらいのリフに仕上がったよ。

———-ソロも粘着質にしつこく続くね(笑)

粘着質って、悪い意味で使うんじゃないの(笑)

で、落ちサビはピアノでよく子供が弾いてる「猫ふんじゃった」を模したピアノ。

これもへそが曲がっていて、一箇所コードを変えてある。

———-なぜそこだけコードを変えたの?

変えたかったから、としか答えられないね。

———-ですよねぇ。

最後のサビが終わった後にストリングスの感動的なラストが、って自分で言うことじゃないなこれ。

———-いや、ラストに劇的な展開でまとめたのもカッコいいなぁと思ったよ。

そうかい、ありがとう。

意味なんてなくて良いんだよ。あっても良いけど、なくても良いんだ。

———-歌詞は、何なのコレ(笑)

歌詞はね、特に意味はないよね。

———-意味ないの?

意味なんてなくて良いんだよ。

あっても良いけど、なくても良いんだ。

———-ちょっと着想のきっかけがさっぱり見当つかないんだけど。

初めにあったアイデアは「猫ふんじゃった」という曲名に「ような気がする」をつけたらイケてる、っていうことだけさ。

———-…イケてますかねえ?

イケてるよ間違いなく。

「ような気がする」ってのは、作家の綾辻行人さんが小説の中で、確信犯的によく使う表現で、要はその2つをつなげただけっていう幼稚なアイデアさ。

———-イケてるのに幼稚なのかい?

…そういうこともあるだろ、世の中いろいろだよ。

またその頃、オカルトや超常現象にハマっていてね。

その中のファフロッキーズを主題として取り上げた。

———-どういう現象なんだい?

怪雨現象といって、おたまじゃくしとか魚とか、不思議なものが空から降ってくる現象が世界中の記録に残っているんだ。

調べればたくさん出てくるよ。

———-面白そうだね。

で、猫が死ぬと、そこに怪雨が降り注いで、奇妙な抽象絵画を描くよ、という何の教訓もない歌詞なんだ。

———-まさに、何の教訓もないね(笑)

「栄光の架橋」とか「負けないで」とか、ああいうものばかりだと疲れちゃうだろ(笑)

そうだな、24時間テレビのマラソンは全部猫にやらせて、最後に「サライ」の代わりにこの曲を歌うってのはどう?

テレビ局に知り合いがいたら提案するんだけどな。

———-知り合いがいなくてよかったよ。提案された人が可哀想だ。

…。

2022.3.22 Freakz

聞き手

マルセルク・アダムス・ガレット:詭弁研究科

 

 

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