ライブレポート LOUD PARK15(2日目) 2015.10.11 さいたまスーパーアリーナ

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初めに

さて、前夜の酒盛りで睡眠不足だが(毎年そうだ)、今日も張り切ってたまアリへ。

少し寝坊したなあ。

着いた時にはすでに「Gyze」が演奏中。

「We Are Harlot」が演奏してる間に、荷物をクロークに預けたり、朝食をとったり、ビールを飲むなどする。

Obituary

さて、今日の一発目は「Obituary」だ。

アルバムをすべて持っているわけではないけれど、中学生の頃から好きなバンドだ。

未だに姿勢を変えずにデスメタルをプレイし続けていて、尊敬してしまう。

うむうむ、心地良い。

このスローなテンポが心地よいのだ。

もちろん、速くなるパートではサークルピット発生。

私も気後れせずにピットに突入。

グルグル回るのも楽しいな。

浜田麻里

移動。

BIG ROCK STAGEではすでに浜田麻里が演奏中。

なかなかにメタルしているし、超絶ハイトーン・ヴォイスがすごすぎる。

途中で派手なカッコをした高崎晃が登場でさらに盛り上がる。

何でもレコーディングに参加した縁らしい。

Kamelot

続いては「Kamelot」。

最新アルバムを聴いてなかなか良かったバンドだ、前方アリーナで堪能するぞ。

ボーカル、Tommy Karevikが歌うますぎ。

メタル的な歌い方ではない部分も多いのだけれど、コイツはウマイぞ。

高音も良く出ていて、イケメンで、人気ありそうだな。

観客の熱烈な声援に我慢ならなくなったのか、Everybody! と叫んで客席に降りてくる場面も。

こういう面がまた魅力だ。

ただクールなだけだったらここまで気に入らなかったと思う。

途中でジュディ・オングみたいなのが出てきたと思ったら、「Arch Enemy」のAlissaだ!

そういやぁ新作にゲスト参加してたっけ。

二人のボーカルが掛け合いながら歌うさまはとても印象に残った。

「Kamelot」のライブ中最も盛り上がった瞬間だと思う。

特に「Liar Liar」では驚いた。

Alissaはグロウルでの参加だと思っていたら、クリーンボイスもAlissaだったとは!

なんだなんだ、Alissa普通に歌っても上手いぞ!

見た目が美形なのはもとより、グロウル、パフォーマンス、そしてクリーンボイスも上手いとなると、何だよ、非の打ち所がないではないか。

衝撃だったー。

Pretty Maids

「Pretty Maids」の間にごはんである。

Dark Tranquillity

「Dark Tranquillity」は、地べたに座ってオネム。

新作があまり好きになれなかったもので。

Soldier of Fortune feat. Mike Vescera

続いてはBIG ROCK STAGEで「Soldier of Fortune feat. Mike Vescera」だが、ULTIMATE STAGE側で鑑賞。

なぜなら「Sabaton」を前の方で観たかったからである。

ほとんど「Loudness」なこのユニット、有名曲も多くプレイし、かなり盛り上がったね。

タッカンの迫力あるプレイはさすが、誰にも真似できなそうだ。

Sabaton

終了後、「Sabaton」がスタート。

でかい戦車をステージに据えて登場。ボトムスはメンバーお揃いの迷彩柄。

ううむ、揃いで登場というのもなかなかないぞ。

まずボーカルのパフォーマンスに圧倒される。

ステージを走り回り、元気に動いて熱唱。

その熱意で心が高ぶった客が多かったと見える(私もその一人)。

曲間には「Sabaton」コールが巻き起こり、半端ないウェルカム状態に。

その歓迎っぷりにメンバーも嬉しかったらしく、ニコニコと笑顔でMC。

鳥肌が立っていると言ったり、すんごい嬉しそう。

決して若手ではないけれど、初来日だし、何だか初々しくてこちらのほうが嬉しくなってしまう。

今年のラウパ、私はトップ賞は「Sabaton」だと思います。

多分だけど、同じように感じた人も多いんじゃないかな。

「At The Gates」観てないから何とも言えませんが、多分ここまでじゃなかっただろう。

私は新作しか予習してなかったので、当然知らない曲もプレイするのだが、覚えやすい楽曲に、ジャンプとか振付とか、乗りやすい工夫が凝らされてあって、全く飽きない。

コレはすごいことですよ。

予習ゼロの客も飽きなかったのではないかな?

やばい「Sabaton」書きたい事いっぱいある。

演奏中に作業員のような人がちょくちょく出てきて、何だか作業をしたり、ドクロ模様の看板を立てていったり、そういう演出があった。

多分演出だよね。

ああいう演出をするメタルバンドは初めて観た。

メタルバンドに前例あるのか?

それも斬新でよかった。

さらにさらに、曲間や曲中にコント的な演出が入るのもスゴイ。

こんなバンド今までいなかったぞ。

やばいやばい、すごい好みだ。

「Smoke on the Water」の下りとか、最後の曲間のコントとか、とっても印象的。

客の反応が嬉しくて特別に、なのか毎回そうするのか、最後はボーカルがグラサンを外し、つぶらな瞳で熱唱。

もう、何もかもが素晴らしいパフォーマンスだった。

ワンマンで来てくれないかな。

絶対行くぞ。

さて、「Sabaton」終了。

腹ごしらえをして、EXTREME STAGEへ。

「Napalm Death」を前の方で観るぞ。

Napalm Death

もう、サークルピットでぐちゃぐちゃだ。

速くなるパートではみんなぐるぐる。

ブラストビートでは押し合いへし合い。

体力続きませんわ。

「You Suffer」とか

「Dead」とか、

伝説的に短い曲の披露も嬉しかった。

ボーカルのMark Andrew ” Barney ” Greenwayの病んでるパフォーマンスも秀逸。

長髪でもスキンでもなく、全くのフツーなカッコなのも逆に病的で怖い。

最後は時間が余ったのかな?

恐らくアドリブで「Siege of Power」を演奏。

凄まじく盛り上がった。

グライドコアの始祖は伊達ではないな。

Dragonforce

ULTIMATE STAGEではすでに「Dragonforce」の演奏が始まっていた。

ちょっとだけでも「Carcass」が観たかったのもあり、後方から鑑賞。

とにかく速い演奏。

ボーカル、Marc Hudsonのハイトーンがますます良くなってる。

こんなに声の出るボーカリストはそういないぞ。

Herman Liのパフォーマンスも弦をべろべろ舐めたりしてて、これまた衝撃的。

どんどん良くなってくるな、このバンド。

そろそろ「Carcass」を観に移動するかと思ったら、「Symphony of the Night」がスタート。

超好きな曲だけに聴かざるをえない。

コレが終わったらEXTREME STAGEに移動しよう。

Carcass

さて、「Carcass」だ。

しかし今年は「Helloween」とかぶっている。

数曲聴いたら移動する算段だ。

途中でJeff Walkerが「Helloweenを観に行かなくて良いのか」と煽る。

うーん、実に痛快。

煽られもしたし、私は「Carcass」のTシャツを着ていたけれど、「The Granulating Dark Satanic Mills」まで観て移動。

残念だがしかたない。

Helloween

トリの「Megadeth」に備えて、ULTIMATE STAGE側で「Helloween」を観る。

「Halloween」~

「Sole Survivor」~

「I Can」~

「Keeper of the Seven Keys」のメドレーも素晴らしかった。

各パートがポーズを決めてからひとりずつ去っていく演出も秀逸。

格好良い!

ラストの「Future World」と

「I Want Out」もたまらんかったなぁ。

どちらもKai作曲だから違和感はあるのだが、良いもんは良い。

さて、オーラスの「Megadeth」。

…は別記事で書こう。

2015.10.15 Freakz

(追記)

7年前だけあって、自分の動きが良いなぁと感じる。

今は体力的にこんなにたくさん動き回る自信がない。

「Gyze」はその後すっかりファンになり、何度かライブハウスに足を運んだ。

浜田麻里とタッカンの共演も印象深い。WOWOWで録画した映像を今でもたまに観る。

さて、麻里ちゃんはKnotfest、来るか?

この年、Alissaのクリーンボイスの上手さに驚いたと書いてあるが、その後「Arch Enemy」でもクリーンボイスを使うことになる。

良い試みだよね。

「Sabaton」はこの年、ホントに盛り上がった。

会場に火がつくというのはああいうことを言うのだろうか。

その後、もう一度LOUD PARKで観ることになるのだが、そのときはこの年みたく盛り上がりはしなかった。

原因は不明だ。

ライブはナマモノ、難しいね。

Herman Liのキャラクターはどんどん良くなっているよね。

いい意味で不気味な感じというか、ええと、形容しにくい。

Hermanはイケメン。

さぁ、次のメンツの発表はいつかな、楽しみだなぁ。

2023.1.4 Freakz

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