初めに
行って参りました、Aldiousの青森公演。
なんとAldious、今年は全国50ヶ所、全都道府県を周るツアー。
地方のファンも大切にしてくれてる感じが非常に好感。
特に青森なんて人口少ないし、集客も見込めないってのにホントに有り難い!
開場時間より少し早く到着。
先行物販が行われていたので、早速ツアーTシャツをゲット。
グラインドコアのバンドのようなデザインで、バックには47都道府県全箇所の都市名が載ってる。
時間通りに開場。
会場は満杯、とはいかないようだけれど、200人位はいたかしらん。
ドリンクチケットをビールに替え、開演を待つ。
客電が落ち、スタートだ!
Re:fire
SEとともに入場するメンバーたち。
一発目は前アルバムからスピード感あふれるナンバーだ!
しょっぱなからヘドバン。
全員で「ファイアー!」
Re:NOはメタル系ヴォーカルではないけれど、パフォーマンスが良い!
やはり彼女はAldiousの顔だ!
?
新曲かな?
それとも持ってないアルバムの曲かな?
すごく聴きやすくていい曲だなと感じた。
2番に入ってすぐギター二人が走って位置を変えるフォーメーションなんかサイコーだね。
こういう演出が好きだ。
?
知らない曲だけど、新作っぽさはないから、多分持ってないアルバムに入ってる曲なんだろうな。
早く揃えなきゃ。
ここでヨッシーのMC。
アルパカを観たい気持ちもあったけれど、ギターの練習と天秤にかけて練習を選んだそうだ。
Die For You
アルバムごとに1~2曲収録されるポップ曲。
この曲は実にできが良く、そしてライブで盛り上がる。
イエイイエイイエイ!
Re:NOは輝いてるなぁ。
Sweet Temptation
トッキー作曲。
Tokiの曲はYoshiの曲にはない緻密さがある。
構成美が感じられるのだ。
この曲もミドル曲ながら、非常に良く出来ている。
スローなパートで弦楽器3人が頭をぐるぐる振り回すのがカッコイイなぁ。
そう、こういうメタル愛に溢れたパフォーマンスが、Aldiousの大きな魅力なんだよな。
ノスタルジック
ニューシングルの中では一番落ち着いた印象の曲。
初めは地味な曲かなと思っていたけど、聞きこむうちにスルメのような魅力が。
良曲、癖になる。
ここでRe:NoとTokiを残してメンバーが引っ込む。
恒例(なのかな?)、二人によるアコースティックコーナー。
めでたく二人のユニット名は「レモン」に決まったらしい。
なんなら「ねぶた漬け」でもいいって言ってたのが面白かった。
I Don’t Like Me
ということでこの曲をアコースティックで。
涙腺を直撃する名バラード。
アコースティックも良いね。
?
レモンのコーナーが終わり、インスト曲。
各パートのソロパートが設けられていて、楽しい。
これは自分が持っていないアルバムに入っているのだろうか。
それともライブのみの曲かな。
こういうライブならではの、各パートの見せ場がある曲は好きだ。
米米CLUBの、メンバー紹介をする曲とかね。
?????
ここから新曲5連発。
初めて聴く曲ばかりだったのだけれど、どれも良い!
ホントどれも良い!
また一皮むけたぞこのバンドは。
こいつぁニューアルバムが楽しみだな!
Dominator
この曲は外せない。
やはりお客さん皆が待ち望んでいたようで、盛り上がり方が桁違いだ。
暴れて、ヘドバンして、皆で歌って。
そうそうこの感じだ。
この感じを味わうために自分はライブに行くのだ。
「今さら報われない恋っダと気づいたー」ってな感じで、「恋っダ!」のとこがスタジオ盤より力がこもっていて、とってもカッコイイ歌い方。
メロディやソロの盛り上がりなど、満点の出来栄えの一曲。
これにて本編は幕。
メンバーがはけきる前からAldiousコールが。
客がどれだけアンコールを待ち望んでいるかがわかる。
ここからアンコール。
Fragile
お馴染み、Re:NO作曲の上質なポップ曲。
かなりRe:NOは感情移入しているようだ。
この入り込み感も、Re:NOがAldiousに入ってよかったと思う一つの理由だ。
高音がバンバン出る前ヴォーカルと比較される向きもあるだろうけれど、総合的に見てRe:NOに軍配。
Dearly
Re:NOの独唱からスタートする新アレンジ。
やはりこの曲はライブの終盤が似合う。
最後に顔を出す歌メロが秀逸。
夜桜
持ってないアルバムに収録されてるんだけれど、ライブとかDVDとか、聴く機会が多くて馴染みの曲になってしまった。
盛り上がるねぇ!
奇しくも青森県は桜が満開の季節。
客を煽ってジャンプさせるパートでは、トッキーの吐き出した霧吹きの水が自分の顔面を直撃。
いつも思うけど、Tokiっていつ水を口に入れてるの?
終わりに
てなわけで、思いっきり楽しませてもらいました!
首から肩にかけてひどい筋肉痛でございます。
やはりAldiousはアティテュードが良いのです。
テクニックとか発展途上なトコはあるけれど、そんなことどうでもいいのです。
彼女たちがこうも魅力的なのは、多くのバンドたちが忘れてしまっているメタル愛がほとばしっているからであり、そこに技術がどうとかいう批判は野暮であります。
さあさあ、偏見を捨てて皆さん、Aldiousの熱いライブに足を運ぼうではありませんか!
2017.5.1 Freakz
(追記)
青森県にはアルパカに会える牧場があるのですね。
「ねぶた漬け」ってのは青森県民のソウルフードで、細かく刻まれた昆布でネバネバした中に大根や数の子が入ってて、甘じょっぱい味付けで、ご飯にかけると美味しいやつ。
「レモン」の二人はプライベートでも仲良しだったみたいだね。
二人で富士山に登ったりもしてたなぁ。
インスト曲はツアーのたびに書き下ろしてるのかもしれない。
他のツアーではまた別のインスト曲をやってたから。
新曲5連発は、このときはまだ発売されていなかった「Unlimited Diffusion」からの曲ですね。
今となっては何の曲を演ったのか分からないけど、だいぶ気に入ったみたいですね、昔の私。
2022.3.15 Freakz
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