ライブレポート 人間椅子 2010.10.16 六戸町文化ホール

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初めに

行ってきました、六戸町。

「疾風怒濤 〜 みちのく篇」。

仕事や家庭の都合で、なかなか遠出はできない私にとって、近場まできてくれる人間椅子は本当にありがたい。

何しろ自宅から車で20分ほど。

駐車場から会場までは徒歩1分。

しかも当日券は1000円!

元が取れてるのか心配になるほどです。

開演ギリギリで会場に入ったのだが、200人くらいはいるかしらん。

じっちゃばっちゃや小さな子供までいるのが驚きだ。

前から4列目の、中央あたりの位置をゲット。

悪くない。

没落する太陽

無難に最新アルバムの冒頭から持ってきた。

当初はあまり気に入ることのできなかった最新作「未来浪漫派」。

ライブで楽曲を聴くたびに好きになってゆく。

エンディングの盛り上がりがたまらない1曲だ。

至福のロックンロール

間をおかずに最新作からの曲が続く。

今までの人間椅子にはなかったポジティブな曲だ。

3人のボーカルの掛け合いが微笑ましい。

りんごの泪

ライブでは必ず演奏され、序盤に持ってくることが多い。

会場に来てる全ての客が知ってるだろうこの曲、盛り上がりも前2曲とは全然違った。

改めて、良く練り上げられた良曲だなあと感じた。

 

ここでMC。

今日はなんと、二部構成で三時間半もやるらしい。

三時間半やってくれと要求されたらしく、今までのキャリアの中でも初めての経験だと鈴木が言っていた。

さすが、5時開演だけあって、たっぷりやってくれるみたいだ。

浪漫派宣言

ニューアルバムからの曲が続く。

何だろう、確かに「未来浪漫派」は今までの人間椅子とは毛色が異なる。

それ故の照れみたいなものがあるのか、「ロマンティックにいこうぜ」のところで、毎回和嶋がはにかんだような笑いを見せる。

月下に捧ぐ舞踏曲

新作を中心としたセレクションだけに、後半に旧作が固まっているのかという期待が逆に高まる。

終盤のザクザクとしたギターがかっこいい。

賽の河原

言わずもがなの名曲。

ラストの「賽の河原にー」のところは何度聞いてもぞくっとする。

 

MC。

今日の会場には楽屋が三つあり、それぞれに張り紙がしてあったそうだ。

それぞれ、「冥土喫茶」、「羅生門」、「CR膿物語」だそうで、どれも死んじゃいそうだと和嶋が言っていた。

秋の夜長のミステリー

ノブが是非やりたいと、二人にリクエストした曲だそう。

鈴木と和嶋が交互にボーカルをとってくれると妙に嬉しくなる。

人間椅子にしてはポップではあるが、上質だなぁと感じた。

孤立無援の思想

人間椅子のライブでは、猛烈な違和感を感じるほどのポップな曲。

なんだけど「オーイエー」ってきれいなメロで歌われると、かっこいいと思ってしまうんだなぁ。

前列の親衛隊もノリノリで踊ってたよ。

 

MC。

昨日、東京からハイエースで来たらしい。

ローディの運転は良かったのだが、途中で運転を代わったノブが良くなかった。

常に140キロ代の猛スピードで、ずっと追い越し車線にいるそうだ。

それでも普通車線からフェラーリに超されたと、ノブは言い訳してたけど。

六戸町は青森県でいう「南部地方」に当たるので、「ナニャドヤラ」をやるべきだが、次にやる曲は「どだればち」です、と鈴木。

(ナニャドヤラとは、青森県南部から岩手県北部にかけての地域及び秋田県鹿角地方の旧南部藩領内に伝わる盆踊りのこと。)

どだればち

ラストのギターソロをながーーーくとって、一気に会場は盛り上がった。

早くも和嶋、歯を使ってのソロを披露。

 

和嶋「皆さんにとって明日が良い日曜日でありますように。次の曲は『暗い日曜日』」。

暗い日曜日

中盤の変拍子部は、さすがに鈴木も和嶋もフレットを見ながら真剣に演奏してた。

 

これで一部が終了。

15分の休憩を挟んで2部が始まる。

この間に1部のセットリストを携帯にメモ。

水没都市

ライブで聴いたのは初めて。

もともと好きな曲だったから、イントロが始まった瞬間ニヤリとしてしまった。

とにかく良くできた曲で、非の打ち所がない。

演奏も完璧だった。

心の火事

ギターリフの刻みが早く、ライブで盛り上がるねー。

冥土喫茶

鈴木のスラッシュが爆発で会場の盛り上がりはMAXに。

 

MCでは和嶋「キラーチューンが2曲続いたので、少しゆっくりめのを」。

で、始まったのが…

深淵

これはやっぱり人間椅子らしく長尺で、重厚な構成。

やっぱアルバムの最後はこういう曲であるべきだね。

相克の家

コロコロとテンポがめまぐるしく変わり、それでいてのってしまう、不思議な曲だ。

好きだなぁ、この曲。

 

MCにて。

和嶋は今話題のチリの件を知らないらしく、和嶋らしいなぁと思ってしまった。

鈴木は太ってるから、あのカプセルには乗れない、きっとフタが閉まらないと自虐ネタを言っていた。

宇宙遊泳

今日のレア曲。

ファンクラブ限定ライブ以外ではプレイするのは初めてらしい。

 

ここからラストへの雪崩込みだ。

赤と黒

ノブが歌うハードロックナンバーで、人間椅子らしくなかろうが、いやでものってしまう。

やばいな、この曲好きになってきた。

地獄

客が一体となってジャンプ!

和嶋はソロで、歯で弾くわ担いで弾くわとやりたい放題。

名曲。

天国に結ぶ恋

純愛(?)がテーマのこの曲を聴くと、私はいつも涙が出てくるのだ。

変拍子でタテノリで、たまりませんなぁ。

針の山

アルバムより数段早くプレイ。

鈴木も和嶋も調子が良いのか、普段よりも激しく動いてるように見えた。

ヘドバンで首が痛くなりました。

人面瘡

アンコール1曲目。

最初期からプレイされている名曲で、複雑な展開や変拍子にもかかわらずポップという、奇跡のナンバーだ。

ただ、和嶋のプレイにミスが目立って、本人も苦笑いしてた。

道程

ノブがボーカルをとる曲は、過去の人間椅子にはなかったようなタテノリのナンバーが多い。

確かに初めの頃は私も違和感を感じていたものだが、良い意味で、閉塞的になりがちな人間椅子のライブのガス抜きをしてくれてるのかな、と最近なら思えるのだ。

何よりプレイしている3人が楽しそうで、見ていると幸せな気分になる。

地獄風景

締めには欠かせない一曲。

中年バンドとは思えないほど、エネルギーがほとばしった。

やっぱ日本一のヘヴィメタルバンドだ。

ノブもワンバスながらツインペダルでがんばる!

どっとはらい

アンコール2度目。

今日のライブのラストだ。

この曲は結構好きで、たくさん聴いているつもりだが、中盤の変拍子部が未だに覚えられない。

聞き込みが足りませんな。

でも、複雑だよね…あそこ。

終わりに

…というわけで、たっぷりと3時間半。

たったの1000円でこんなに楽しませてもらいました。

こんなコストパフォーマンスの良いライブは初めてです。

初めてといえば、鈴木が投げたピックを、ゲットすることができました。

彼の力強いアタックを象徴するかのように、右上が大きく欠けたピックです。

新作を出すごとに、丸くなっていっている印象の彼らだが、ライブの雰囲気はますます良くなってきている。

主に睨みながらベースを弾く鈴木が、隣に和嶋が来るとにこっと笑ったりと、とにかくフロント二人の雰囲気が良い。

その雰囲気を壊さずとけ込んでいるノブもさすがだ。

ぜひぜひぜひ、また六戸に来てください。

六戸じゃないと、私観に行けないんです…。

というわけで、いつものように、人間椅子は最高だという再確認をまたできたライブでした。

ずっとずっと続けてほしいな、人間椅子。

2010.10.17 Freakz

〈追記〉

ファンの中でもこのライブに行った人は少なかろう。

存在自体知らない方もいるのではないだろうか。

何しろ場所が六戸町だからね。

青森県民の強みだね、はっはっはっ。

ちょうど、人間椅子にポジティブでポップな楽曲が増えてきたあたりのライブ。

だから戸惑いながらも受け入れつつある私の感情が読み取れますね。

「話題のチリの件」とはコピアポ鉱山落盤事故のことで、若い方は知らないでしょう。

ぜひググってみてくださいな。

私はコントでたまにギターを弾いたりするんだけど、この時にゲットした鈴木のピックをいまだに使っている。

当時私は八戸市に住んでおり、運良く六戸でのライブを観られたけれど、今は逆に厳しいね。

13年以上前となると、自分の生活環境もだいぶ違っていたし、今なら観たければ東京でも大阪でも飛行機で行ける。

幸せなことだ、13年間頑張ったな自分。

「ずっとずっと続けてほしいな、人間椅子。」と締めているが、過去の自分に教えてあげたいね。

本当に続けてますよ、しかも想像を超えてビッグになって。

2024.2.2 Freakz

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