Blind Guardian ~Helloweenの弟分~

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情報はラジオ「HMシンジケート」で入手していた

私が「Blind Guardian」を知ったのは高校生のとき。

アルバム「Imaginations from the Other Side」が発売されるちょっと前だ。

その頃はまだ家にネット環境が整っておらず、ヘヴィメタルの情報はラジオ「HMシンジケート」で入手していた。

その番組内で紹介されたのが「I’m Alive」という曲だ。

すでにその頃には「Helloween」を好きになっており、ジャーマンメタルの下地は自分の中に出来ていた。

にしても、すごい衝撃を受けたものだ。

静と動の対比が顕著で新しく感じた

ジャーマンメタルに不可欠な綺麗なメロディと疾走感。

それに加えて、静と動の対比が顕著で新しく感じた。

当時私が知っていたバンドの中には、そういう対比を用いるバンドがなかったのだ。

また、「Helloween」と違って良く作りこまれた複雑な曲構成にも新味を感じた。

アルバム「Imaginations from the Other Side」の発売が待ちきれず、前作の「Somewhere Far Beyond」を購入し、聴き込みながら発売を待った記憶がある。

発売された最新作は、私の感性にぴったりとマッチし、狂ったように聴きまくった。

次のステップへと進み始めた

過去作も揃え、私の中で絶対に外せないバンドとなった。

…が、「Imaginations from the Other Side」以降、「Blind Guardian」の音楽は次々と変化を遂げていく。

ジャーマンメタルらしさは徐々に減退。

親しみやすいメロディは姿を潜め、ケルト調のメロディを取り入れ、次のステップへと進み始めたのだ。

疾走感も徐々に減っている。

しかし「Imaginations from the Other Side」以前のバラードやミドルテンポ曲は好きなので、親しみやすいメロディの消失が私にとっての一番の痛手であるようだ。

一応、現時点までのすべての作品を私は揃えているが、多分次作は買わない。

音楽性の変化を責めるつもりはない。

ただ自分の好みと離れたから買わないだけだ。

昔ながらのファンも大切にしている

4年くらい前に「Angra」とのカップリングライブを観た。

昔ながらのファンも大切にしている感じが伝わってきて、そこが好印象だった。

選曲も新旧おりまぜたものとなっていた。

「I’m Alive」のイントロが始まった途端、私は隣にいた友人を見てニヤッとしたものだ。

バンドの存在を知った頃は中堅であったのに、時が立つのは早いもので今や重鎮だ。

私の中で特別なバンドであることは、ずっと変わらないだろう。

2010.7.27 Freakz

(追記)

「多分次作は買わない」と言いながらも「Beyond The Red Mirror」は買っちゃった。

人の考えは時とともに変わるものだね。

多分自分は、「Blind Guardian」がさらなる成長を求めて探求し始めたことに対して、おいてけぼりを食らったかのように思えて寂しかったのだ。

音楽性の変化に対して腹を立てている連中は、きっとみんなそうだよ。

LOUD PARKで「Imaginations from the Other Side」全曲披露したときは興奮した。

Hansi Kürschのハイトーンもよく出ていたように思う。

2022.3.25 Freakz

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