ライブレポート Dream Theater 2023.4.30 日本武道館

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※セットリストが表示されます。見たくない人はスクロールしないでね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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初めに

さぁ、待ちに待った「Dream Theater」の武道館公演、行ってまいりましたよ。

日本4箇所のツアーの内の2本目。

物販は意外と空いていて、ほぼ待たずにTシャツを購入。

新作「A View from the Top of the World」のジャケのものにしました。

今回は奮発してプレミアムシートを最速先行で購入した甲斐があり、前から2列目。

ちょうどJohn Myungの前あたり。

おお、こんなに近くで「Dream Theater」を観られるなんて、最初で最後かもしれないな。

まもなく暗転し、映画の初めのような豪華なオープニング映像に大きな拍手が起こる。

The Alien

楽器隊の4人が登場。

1曲めはやはり(自分は天邪鬼だから違う予想を立てていたのだけれど)新作の1曲目からスタート。

超絶カッコイイ変拍子のイントロで一気に会場は「Dream Theater」色に染まる。

長い前奏を終え、袖からJames LaBrieが走って登場。

高音も良く出ていて、調子が良さそう。

左右へ走り回って観客を煽ってくれる。

演奏の完璧さは言わずもがな。

Myungの指弾きを近くで見られたけれど、近くで見ても何が行われてるか分からなかった。

すごすぎる。

6:00

おや、2曲目もDownload Japan 2022と同じで来たか。

彼ららしい奇妙なリフのイントロがカッコイイ。

LaBrieはいつも通り水をごくごく飲んで歌う。

あと、Myungの動かなさも予想以上だった。

バミリでもあるのだろうか。

私とMyungとMike Manginiがちょうど一直線になる位置で、常にManginiが死角になっていたからよく分かる。

不動のベーシスト(その分手は信じられないくらい動いている)。

Sleeping Giant

これは予想的中!

前回セトリに入らなかった名曲が新作にはたくさんあるから、どれかは絶対入れてくると思ったんだ。

長尺かつ重厚で、プログレも炸裂する彼ららしい一曲。

これは聴けて嬉しかった。

LaBrieが袖に引っ込んだらプログレパートの始まりだから、ある意味分かりやすいルーティーンなのかも。

Bridge in the Sky

おっと、これもセトリに残ったか。

でもこの曲も完成度が高く、プログレパートが最高にカッコイイので大歓迎だよ。

John PetrucciとMyungが並んでユニゾンを弾くのはもはや彼らの得意技ですよね。

我が家では「BL弾き」と呼んでます。

このとき、Petrucciと目が合って、彼はニコッと笑ってくれた気がしたけど、気のせいかもしれない。

夢のように記憶がおぼろげだから。

Caught in a Web

おわっと、これは予想外。

当てたかったな。

サード・アルバム「Awake」からもう一曲演るとは。

サビがキャッチーで覚えやすいので、お客さんも一緒にシンガロングしていたようだ。

Petrucciは9割方動かずに集中して弾くんだけど、余裕があるパートでは左右に動いて、我々を盛り上げてくれる。

こういうのがまた嬉しいね。

Answering the Call

これも当てたかったなぁ。

新作からの一曲で、主題のリフがキャッチーでカッコイイ。

Download Japan 2022でプレイしたような気がしてたけど、勘違いだった。

これも嬉しい選曲だったなぁ。

Solitary Shell

ここでアルバム「Six Degrees Of Inner Turbulence」からの一曲。

Petrucciのコード弾きがとても新鮮に感じる。

こういう曲がライブの中盤に入ると、一本調子になるのを防げるし、中だるみしないものね。

メンバーは時折アイコンタクトを取りながら、楽しそうに演奏。

その楽しい気分はお客さんにも伝わってくる。

About to Crash (Reprise)

そのままアルバムの曲順通りにつなげてこの曲。

Petrucciの超高速ギターに、キーボードを傾けたり回ったりしながら弾くJordan Rudessと、メンバーを観るのが忙しい。

Losing Time/Grand Finale

さらにさらに続けてフィナーレまで。

結果「Six Degrees Of Inner Turbulence」のエンディング部をまるっと演奏したことになる。

脳内からなにか出て感覚が変容しているのか、時間が経つのが速く感じる。

圧巻の展開、この3曲、今日のライブの最高点だったかも。

Pull Me Under

おお、位置を変えてきたね、もう演るんだ。

てっきりラストだと思っていたよ。

彼らにしては変拍子の少ないこの曲。

体を揺らしたり、一緒に歌ったりできるこの曲は絶対に外せない。

楽しい!

A View from the Top of the World

やはり演りますよね。

ツアータイトルだしね。

イントロが始まった瞬間、隣りにいたパートナーは悲鳴を上げていました。

Download Japan 2022でも観たけれど、やはり彼らは桁外れの怪物。

20分超えの曲を淡々と(少なくとも外面はそう見える)プレイするさまは、もう圧巻の一言。

それでも彼らも人間、ラストのパートで、PetrucciとManginiが少し噛み合わなくなる場面が。

アイコンタクトを取ってすぐに修正していたけれどね。

壮大なナンバーで本編はシメ。

The Count of Tuscany

Download Japan 2022とは位置が変わり、こちらがアンコールのラストソングとなりました。

確かにこの曲もサビでお客さんが歌うパートがあるから盛り上がるね。

コンサートの終わりにふさわしいかも。

PetrucciとJordan Rudess二人だけの静寂パートでは、ディズニー映画「ピノキオ」から「星に願いを」のメロディを弾く遊び心も。

このパート、Petrucciは本当に気持ち良さそうに弾く。

Edward Van Halenも楽しそうにギターを弾く人だったけれど、なんだかそれを想起してしまったよ。

終わりに

終演後は各メンバーが各自のスマホで客席を撮影。

Manginiがスマホを持って前に来たときはすごい歓声が上がった。

そうだよね、ドラマーは最後しかステージの前の方に来られないものね。

いつも通り、5人で肩を組んで挨拶。

演奏が素晴らしかったのはもちろん、5人がニコニコ雰囲気良くライブしている姿が観られてもう感無量でした。

次の来日がいつになるかは分からないけれど、もしチャンスがあればまた次回も観たい。

そう思わせるパワーを持った最高のライブでした。

ありがとう、「Dream Theater」!

2023.5.2 Freakz

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