ライブレポート LOUD PARK16(1日目) 2016.10.8 さいたまスーパーアリーナ

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初めに

反芻。

LOUDPARKが終わった後はしばらくのあいだ、1~2か月の間はこの反芻をすることになる。

あまりに楽しい経験故に、記憶の引き出しから夜な夜な取り出し、楽しんでは戻すを繰り返すのだ。

各バンドのパフォーマンスが素晴らしいことはもとより、これに加えて時間の使い方を自分で組める自由さ、出店の食べ物の美味しさ、何よりメタルTシャツを着た人ばかりがいるこの空間のたまらない心地よさ。

すべて総合してこの楽しすぎるトランス感覚を生み出すのだ…。

と、大仰に始まりましたが、LOUD PARK16、行って参りましたー!

いつものようにレポートを書き記そう。

今回は前夜、10月7日の昼に青森を発ち、まずは個人的前夜祭として高円寺のメタルめしにお邪魔。

美味しい料理で気分を高揚させる。

飲みすぎて翌朝は二日酔いなのもいつものこと。

Janneさんもいつもベロベロらしいから、これもきっとメタル。

10月8日。

会場に着くとすでに行列はなく(少し寝坊気味か)、2日通しのチケットをリストバンドに替え、ドリンクチケットを受け取る。

今年はまたキレーなおねーさんからチケットをもらえたので満足。

Lords of Black

まずはKINGDOM STAGEの「Lords of Black」から。

いやー、Ronnie Romero、歌上手いなー。

CDと全く変わらない上手さ。

Ritchieに見出されただけある。

演奏もパフォーマンスも申し分なく、自分のLOUD vPARKの幕開けにふさわしかった。

「Lords of Black」は最後まで見ずに(名残惜しかったが)、ULTIMATE STAGEへ移動。

「Aldious」を通しで観たかったのだ。

この辺のスケジュールを自由に組めるのがまた楽しい。

Aldious

ボーカルのRe:NOが、人生で3本の指に入るほど緊張したというこのステージ。

たしかにその緊張から来るぎこちなさは感じたものの、徐々に彼女ららしさを取り戻していく。

確かに「Aldious」はあまり上手くない。

しかししかし、それを補って余りあるほどのメタル愛がほとばしっているのだ!

雑誌ヘドバンの冒頭句にあるような、ヒジョーに暑苦しいメタル愛が渦巻いているのだ!

これを下手だからと切って捨てるのは簡単だが、ではあなたはメタルに何を求めているのですかと問いたい。

テクニックのみを求めているのですかと。

私は「Aldious」のTシャツを着て行ったのだけれど、それを指差して笑った女子がいた。

そういう輩に言いたい。

メタルを愛して愛して、その愛のみで邁進する彼女らを笑う資格などあなたにはない!

と、あまりに悔しい経験だったので暑苦しい言い方になってしまいました。

いかんいかん、「Aldious」の話に戻そう。

Ultimate Melodious

バンド名にもなっている曲だし、ULTIMATE STAGEというのもあって初っ端に持ってきたのだろう。

以前も書いた気がするが、初期の曲で、作りが粗い部分もあるのだけれど、メタルの衝動がバッチリ感じられる良曲。

この曲を演奏してるときは、なんとなーくまだ緊張してるような雰囲気。

Sawaは全然緊張しなかったらしいけど。

White Crow

イントロのギターのハモリが心地よい。

以前青森のライブで観て以来だから、何ヶ月経ったかな?

Re:NOの歌がうまくなってる!

4人揃ってのヘドバンも見応えがあるし、感動したー!

Raise Your Fist

コーラスが可愛い。

やはり女子5人がメタルを演奏するのは絵になる。

そう、この「絵になる」感覚が重要。

Die for You

LOUD PARKだけにラウドな曲で押してくるかと思っていたけれど、ポップ曲もしっかり演奏。

歌が特にうまく感じるな。

こういう曲もまたよし。

ポップ曲ばかりになったらイヤだけれどね。

イエイイエイイエイ!

Luft

初期の曲。

スラッシーなリフが心地よい。

このリフを聴いて気分が高揚しないやつはスラッシャーじゃない。

よく出来た曲だよ。

Tokiの霧吹きも気分上がるー!

Dominator

ラストはやはりこの名曲。

クサメタル好きは涙を流すだろう。

この曲の冒頭のヘドバン観て何とも思わない奴いんのかな?

感動しないのかな?

 

てな感じで「Aldious」は終了。

演奏技術や音質面など、確かに課題は残るのだが、現時点での彼女らの最大級のパフォーマンスをかましたと思う。

まだまだでかくなるよ、このバンドは。

さて、「Aldious」終了後、またKINGDOM STAGEへ。

「Cain’s Offering」を観るのだ。

今年は、中の2ステージのあるエリアから外のステージまでの距離が長い。

去年まで通っていけたはずのトコが今年は封鎖されてた。

なぜ…。

Cain’s Offering

というわけで、KINGDOM STAGEに着いたときには、すでに「Cain’s Offering」演奏中。

お気に入りの「The Best of Times」とか、

「My Heart Beats for No One」とかが聴けて嬉しかった。

速い曲も良いんだけれど、このバンドはミドル曲が素晴らしい。

間奏でプログレっぽくなる。

しかし、「Aldious」の後だっただけに、すんごく上手く感じた。

テクニック的には決定的な差があるなぁ。

あと、ギターの人も歌が上手くて、サビでは逆にボーカルの人が下を歌ったりしてるのが、初めは違和感だったけどだんだん心地よくなってきた。

そういう分け方もあんのね。

 

さて、そろそろTシャツでも買いに、と行ってみたら、空いてるのは良いけれど、ほとんど売り切れではないか!

うーむ、やはり早起きして並ぶべきなのか。

結局欲しいシャツが見当たらず、購入は明日に延期。

メシを食ったりビールを飲んだりしつつ、「Rage」の出るBIGROCK STAGEへ。

移動中に高円寺メタルめしのヤスナリオさんと遭遇。

いやぁ、会場広しといえど会えるものだね。

昨晩はお世話になりました。

Rage

そして「Rage」がスタート。

今回は何だか「Rage」が良かったー。

すんごいテンションが上ったよ!

私は、以前記事にも書いたが、アルバム「Black in Mind」が大好きなのである。

「Rage」と言えばこのアルバム。

完全なる別格なのだ、自分の中で。

だから3曲めでそのタイトルトラック「Black in Mind」がかかったときは歓声をあげてしまった。

それだけではなく、6曲目には「Untill I Die」がプレイされ、この曲でテンションがマックスに。

シンプルながら飽きないように演出された構成が憎いね。

Peavyってまだ高音出るじゃんか。

ラストの「Don’t Fear the Winter」とか

「Higher Than the Sky」のシンガロングもたまらんもんがあって、ほんとに楽しい一時だった。

いやー、「Rage」良かったよ、ホント。

てなわけでメシと(ずっと食べてる)ビールを挟み、続いては「Exodus」だ。

Exodus

スラッシュ勢が不足気味な今年のラウパ。

「Exodus」を待ち望んでいたファンも多かったようで、前方エリアへの規制が入るほど。

客はすごい盛り上がりを見せたよ。

ただ、Gary Holtがいなかったのが残念。

途中で「Slayer」の「Rainning Blood」のイントロを演奏した時があって、おーっと盛り上がってサークルピットが周りだしたトコで演奏は終了。

メンバーもお客さんもあははは、と笑っていたのが印象的。

最後まで演奏したらやばい盛り上がりになったのは間違いないけれど、他バンドの曲が一番盛り上がったとなると沽券に関わるか。

Children of Bodom

さて、また飲み食いを挟んで、今度は「Children of Bodom」だ。

チルボドは2ndが至上だとずっと思ってきたんだけど、最近4thの「Hate Clue Death Roll」が大好きになってしまった。

テンションが高く、よく練り上げられたリフの波状攻撃がたまらんのよ。

Silent Night, Bodom Night

大好きな2ndの曲からスタートだ!

自分はかなりテンションが上ったのだが、周りのお客さんたちの反応はイマイチ。

うーむ、初期が好きなファンはもはや少数派なのか。

高速で畳みかける6/8のリフがカッコイイ。

ソロもキラキラしてていいなー。

In Your Face

よくプレイされる1曲。

パンテラ風のリフから始まり、徐々にチルボド風に移行していく展開がカッコイイ。

スローなイントロから一転して高速パートになだれ込む構成もマル。

Trashed, Lost & Strungout

チルボドらしいメロと、重いリフが交錯する。

いん、これも良いな。

ポップなデスメタルを作る天才。

Scream for Silence

ミドル曲。

勉強不足であまり記憶に残っておらず。

Follow the Reaper

ギターを縦にしてソロを弾きまくるAlexiがかっこよすぎる。

自分はなぜか3rdを買い逃しているのだけれど、買わなきゃだな。

2ndと4thの間だものね、きっと気にいるはずだよ。

Needled 24/7

きたきたきた、鉄板曲!

すぐ横にでかいサークルピット発生。

メインリフのシンガロング。

やっぱこの曲は勢いがある!

頭振って暴れて歌って、聴いててサイコーに気持ちのいい曲だ。

Morrigan

最新アルバムから1曲。

スローな曲だが、ドキッとするようなヘンテコな転調やブレイクが次第に病みつきに。

昔ほどのテンションはないが、やはりセンスがある人なんだね。

Hate Me!

キーボードの不協和音が聞こえてきたらこの曲。

Needled 24/7みたいなシンガロング。

人気曲。

これも盛り上がるねー。

Everytime I Die

3rdから多くプレイするね。

これも不勉強ながらピンと来ず。

I Worship Chaos

新作のタイトルトラック。

最新作は地味な印象ながら、やはりフックの効いたリフが目白押し。

一筋縄ではいかないバンドだねホント。

Angels Don’t Kill

4thで唯一のスロー曲で、よくプレイされる。

奇妙なコード進行が気味の悪さを醸し出す。

うーん、よく考えつくなこんなの。

Children of Decadence

これまた3rdからか。

うん、やっぱりアルバム買お。

2ndと4thの中間の音楽性になるのかなあ?

Downfall

シメはいつものこの曲。

やはり2ndの曲、キラキラ具合が半端ない!

きれいなメロディの洪水だ。

何度聴いても良いものは良い。

 

さあて、チルボドを心ゆくまでに堪能し、急いでKINGDOM STAGEへ。

「Blind Guardian」を観るのだ。

Blind Guardian

ステージ前に到着すると、すでに演奏は始まっている。

「A Past and Future Secret」だなこりゃ。

ビールを買おうと並んでいる間に、「The Script for My Requiem」が始まる。

…ん?

この流れは、5thアルバムの曲順通りではないか。

もしや、あの名作「Imaginations from the Other Side」の再現!?

ふと上を見ると、デカデカと「Imaginations from the Other Side」のジャケットが!

うお、マジか!

いてもたってもいられず、前の方へ突入。

アルバム再現なんて、アナウンスあったっけ?

これ、知ってたら、チルボド途中で切り上げてこっち来てたくらいの事件だよ!

何しろ私が高校一年生の頃に出たのがこの5thアルバムなのだ。

青春直撃。

その頃聴いていたHMシンジケートで、このアルバムが紹介されたのだ。

それで衝撃を受け、一気にファンになってしまったのである。

今でも鮮烈に覚えている、ラジオで紹介されたのは「I’m Alive」という曲だったんだ。

「I’m Alive」はアルバムの2曲めであり、つまり見逃してしまったことになる。

くそー、悔しすぎる!

にしても思っていたよりもHansiの声は出ているし、何よりも演奏がうまい!

日本のファンのためにサービスしてくれたんだべなぁ。

アルバム9曲を通しで演奏し、最後は「Mirror, Mirror」でシメ。

このセットリストは神だ。

昔からのファンは狂喜乱舞だったに違いない。

サイコーのサプライズだった!

とゆーわけで、ブラガを観終え、BIGROCK STAGEへ移動。

いよいよヘッドライナーの「Scorpions」が登場だ。

Scorpions

初めて観たんだけど、若々しいね!

バンド結成50周年とは思えないほどパワフル。

そして、すごい人気!

客の盛り上がりが半端ない!

予習に精出したおかげで、半分くらいの曲はわかった。

ロックのお手本のような曲ばかりで、こういうのも良いもんだなと思った。

でっかいモニターがステージにセットされていて、すんごいゴージャスな雰囲気。

そうか、一線級のバンドとはこういうものか。

特に、「Big City Nights」のときの演奏と映像が、印象に残っている。

きれいな町並みをバックにセクシーなオネーチャンが踊ってるやつ。

あれすごい好き、ずっと観てられる。

100分以上演ってくれたから、もうほとんどワンマンのボリュームだよ。

普段は好んで聴かないジャンルなのに、こんなにも印象に残せるなんて、怪物バンドだよホントに。

Lemmyに捧げる「Motörhead」のカバーとか、Uli John Rothの登場とか、「荒城の月」とか、とにかく印象的なシーンがてんこ盛りだった。

さすが、これぞLOUD PARKのヘッドライナーだ。

こうでなくっちゃあ!

終わりに

「Scorpions」終了で、足が棒のよう。

帰宅し、酒を飲み、明日に備えて眠るのであった。

続く

2016.10.15 Freakz

(追記)

なんだか「Aldious」について熱く語っていますねぇ。

Tokiの必殺霧吹きはライブの雰囲気をぶち上げる強力な武器なのだが、コロナ禍に入ってからは当然見られていない。

いつの日かまたTokiの霧吹きのあるライブを観たいものだ。

「Children of Bodom」が普通に観られていたこの頃が懐かしいなぁ。

明日バンドは解散するかもしれないのだ。

いや、Alexiのように亡くなってしまうことだってあるのだ。

観られるうちに観ておくべき。

今年のフェスにメタルバンド来日ラッシュ、命を削ってでも参加すべし。

2023.1.10 Freakz

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