Gamma Ray ~ドラマーについて~

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「Gamma Ray」のドラマーについて

ジャーマンメタルの開祖の一人であるKai Hansen。

彼の率いるバンドが「Gamma Ray」だ。

今回は「Gamma Ray」のドラマーについて書いてみたい。

Uli Kusch

まずは2ndアルバム「Sigh No More」に参加したUli Kusch。

彼は同じバンドに長くとどまることはなく、ドイツのヘヴィメタルバンドを転々としている。

それでも食いっぱぐれないのは、正確なリズムキープ力と、手数の多さ・複雑さがあるからだ。

疾走感を出すのも上手く、ジャーマンメタルのドラマーとしてはかなりの手練だ。

Thomas Nack

3rdアルバム「Insanity and Genius」から4thアルバム「Land of the Free」に参加したThomas Nack。

私は彼のドラムが好きだ。

すごく正確、というわけでもないし、テクニカルというわけでもない。

悪く言えば特徴がないということになるのだろうが、「Gamma Ray」の楽曲にはよくマッチしていた。

躍動感や生々しさを楽曲に加味できていたと感じる。

Daniel “Dan” Zimmerman

しかし5thアルバム「Somewhere Out in Space」以降は、Daniel “Dan” Zimmermanという、少々ぽっちゃりした人物に変わった。

私は彼のドラムが好みではない。

確かに一発一発に重みがあるし、リズムも非常に正確だ。

でも一本調子で、聴いていて飽きてしまう。

もう少しダイナミズムのあるドラミングが好みなのだ。

何だかハマれなくなった

いろんな意見があるもので、Danielのドラムが良いという人もいるようだ。

しかし、Danielが加入した5thアルバムから、私は「Gamma Ray」に何だかハマれなくなった。

無論、ドラマーの交代だけがその理由ではないことは承知している。

それでもぜひ、Thomasのドラムをもう一度聴きたいと感じている。

2010.4.7 Freakz

(追記)

上述の通り、私は「Somewhere Out in Space」以降の「Gamma Ray」にハマれなくなったし、しばらく遠ざかっていたのだが、2014年に発売された「Empire of the Undead」を聴いてみたところ、「あれ、これ好きかも」ってなった。

何だろうなぁ、うまく説明できないけど、自分と相性の良い作品ってあるのよね。

世間一般的な出来不出来と関係なしに。

「Arch Enemy」は「War Eternal」が妙に好き。

「Anthrax」は「For All Kings」が妙に好き。

「Overkill」は「The Grinding Wheel」が妙に好き。

閑話休題、「Helloween」が復活した今、「Gamma Ray」はどうなるのかしら?

少し休憩かな?

2022.10.28 Freakz

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