ツイン・ヴォーカル Two Vocals

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二種類の声質を使い分けることが多い

グラインドコアにおいて、ヴォーカルはメロディを伴わない打楽器のような役目を果たす。

しかし、同じ声質でばかりガナっていては、聴いている方は少し飽きる。

故にグラインドコアのヴォーカリストは二種類の声質を使い分けることが多い。

ゴボゴボとこもった超低音の声と、ギャー!と叫ぶような咆哮の二種類だ。

主にゴボゴボ声を使い、要所要所のキメでギャー!と叫ぶパターンが多い。

グラインドコア黎明期の「Napalm Death」がそうだったからかもしれない。

二種類の声が掛け合うように繰り出される

しかし「Carcass」は二人で歌うことでこの要件を満たした。

Jeff Walkerがギャー声、Bill Steerがゴボゴボ声、という風に担当したのだ。

これは非常に秀逸なアイデアだ。

この二種類の声が掛け合うように繰り出されると、とてもカッコ良い。

二人で歌うために、息つぐ暇もなくデスヴォイスが降り注ぐ。

その様はまさに圧巻だ。

他にもCarcassのスタイルを採っているバンドはあるのだろうか?

(当然「The County Medical Examiners」はそうなのだが・・・)

詳しい人誰か教えてください。

2010.1.23 Freakz

(追記)

今や一人で何種類もの声を使い分けることは珍しくなくなってしまった。

グロウルとクリーンを使い分ける人なんてザラに居るのだ。

日本の「NOCTURNAL BLOODLUST」のヴォーカルは、8種類のグロウルを使い分けるとか(未確認)。

また、掛け合いの面白さという点では、「Amaranthe」が抜きん出て面白い。

女性クリーン、男性クリーン、男性グロウルの掛け合いは聴いてて胸が高鳴る。

2022.3.16 Freakz

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