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バンド立ち上げ時から在籍する古株
「Helloween」のベーシスト。
バンド立ち上げ時から在籍する古株だ。
メンバーチェンジの激しい「Helloween」で未だにプレイしているところを見ると、Michael Weikathとも気心が知れているのだろう。
巧みに音程を動かして主張する
ジャーマンメタルにおいて、ベースラインの主張というものはあまり見られない。
歌メロとギターソロが主役の音楽であるから、どうしてもリズムと低音をしっかりと支える「縁の下の力持ち」的なポジションになるからだ。
しかし彼のベースは、巧みに音程を動かして主張する場面が見られる。
しかもきちんと場をわきまえて、歌メロやギターソロの邪魔にならないようにだ。
「Helloween」たらしめている音楽的特徴
例えば「Victim of Fate」のラストの疾走パート部などで見られるベースライン。
こういう音程の上下が激しいラインを良く聴く。
意外と「Helloween」を「Helloween」たらしめている音楽的特徴かもしれない。
重要な役割を担う名脇役
バンド名を、本来のHalloweenではなくaをeに変えてHellという単語を入れた方が、ヘヴィメタルらしさが出ると提案したのは、Markusだ。
主役ではないのだが、重要な役割を担う名脇役。
そんな印象を彼からは受ける。
2010.2.2 Freakz
〈追記〉
ライブで二度、彼のプレイを観たが、実に生き生きと楽しそうに弾く。
「Helloween」はもともとHappyな雰囲気漂うバンドであるが、仲直り後もHappy感が残っているのは、やはりMarkusの人柄なのかもしれない。
「Markus Grosskopf’s Bassinvaders」のときに参加したミュージシャンが豪華かつ多彩なことから、彼の人徳が垣間見えるというものだ。
2024.1.9 Freakz
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