初めに
行って参りました、「Sex Machineguns」と「鴉」のツーマンライブ。
秋田のライブハウスは初めて。
青森から車で3時間もかかるのね。
整理番号は36番。
ドリンク代を払い、ロッカーにバッグを入れ、ダッシュ。
Sussy側3列目をゲット。
過去一近くで観られるかも!
Introduction
いつものように、「Helloween」の「Invitation」をバックに登場。
そしてこれまたいつもの、テンションを瞬間的にぶち上げる装置、オープニングリフがフォーメーションとともに炸裂。
キタキタキター!
みかんのうた
今回は鴉の前座ということで、曲数も少ないだろうし、定番曲で来るだろう。
まずは誰もが知ってるこの曲から。
踊りながらなのに演奏も安定しており、Anchangの声の調子も良い!
ファミレスボンバー
音質もいいなあ、ギターリフがくっきり聴こえる。
中間部の語りはSHINGO☆が中央のマイクに移動してきて行う。
これはNoisy時代から変わらない。
名曲。
MC
どうやらAnchangはアコースティックのイベントで「鴉」の近野さんと会ったという縁らしい。
その時、近野さんの歌がめちゃくちゃ上手くて、「コレは潰しとかなあかんって思った」と冗談。
「鴉」はカッコいいし、オシャレやし、やっぱり潰しとかなあかん! と観客を笑わせていた。
いつものマシンガンズポーズ→ヘビーメタルシャウト→SHINGO☆のMCへ。
秋田のライブハウス、「秋田 Club SWINDLE」に来るまで人があまりいなかったから、ライブハウス内に人がたくさんいて安心したとのこと。
なんと「Sex Machineguns」、以前秋田に来たのは10年以上前らしい。
せっかく来たから「あきたこまち」食べたり、「サキホコレ」食べたりしてきたそうだ。
「サキホコレ」すごい美味しいという話をしていると、Anchangから「Wikipediaで調べてきたやろ」とツッコミが。
さらに、「Sex Machineguns」のレーベルの社長が秋田出身らしい。
Anchangの歳が54と告げると客席から驚きの声が。
それに対してAnchang「無理してるよ」で爆笑。
SHINGO☆「ライブは年齢じゃない。20代ココにいないでしょ。年寄りもいると思うけど、自分でできる限りで楽しんでください!」
燃えろ!!ジャパメタ
SHINGO☆のタイトルコールでスタート。
最新アルバム「地獄の暴走列車」から、メロディアスな一曲。
確かデーモン閣下も歌ったことがあるはずで、聖飢魔Ⅱへのオマージュみたいな部分もある。
Anchangの高音はホントに完璧、素晴らしい。
森のくまさん
間髪入れずにアルバム「45°」から一曲。
コレは初めてライブで観た。
ユーモラスな振り付けが観ていて楽しい。
ONIGUNSOW
更に間髪入れずに速い曲を。
コレはもう若い頃から聴いていて、体に染み付いている。
サイド二人の動きもかわいいし、ヘドバンで首も痛くなってきた。
MC
Anchang「今回は『鴉』が主役ですから、僕らが目立ってはいけない、『鴉』のために会場を温めておきました…温まりすぎやろコレは!」と自分で突っ込んでいた(笑)
それほどお客さんは盛り上がっていたのだ。
Anchangの紹介でSussyのMCスタート。
相変わらず声がでかい!
「初めましてー!」と叫んでいたので、Sussy時代は秋田に来たことなかったんだろうな。
「初めてってドキドキするじゃん、今日がまさにそれだよ」
「マシンガンズはいつどこで、どんなライブをしても全力投球でございます!」
と盛り上がるMCを連発。
Sussyはすべる時があるので、盛り上がってよかった。
マシンガンズと「鴉」、どちらも楽しめたら2倍楽しい。ラーメンチャーハンセットみたいなものだ。
と言うが客の反応が悪く「あれ?秋田の人ってそんなに食べないの?」で笑いが起こる。
「ご飯はいっぱい食べたほうが良いよ」というSussyにすかさずAnchangが「お前食べすぎやろ。お前はちょっと節制しろ」と怒られる。
「もしよければネット検索で僕を調べてみてください。あれ?あの人ってこの人?ってなると思う」でお客さん爆笑。
Sussyが「この曲の前フリ俺やったことあったかな」とまごまごしているのでAnchangが「ハイスピードで痩せろ」と一言。なるほど。
High Speed SAMURAI
Sussyのコールで始まったのはデビューアルバムの疾走曲。
メジャーキーの明るい曲で、聴いてて笑顔になってしまう。
こちらの中間部の語りもSHINGO☆が担当。
Anchangのハイトーンも安定、フォーメーションも完璧。
素晴らしい。
愛人28
間髪入れずに、心地よく疾走する人気曲。
歌メロもキャッチーで、聴いていて心地良い。
こちらも定番曲だ。
Anchangの強烈なシャウトで終了。
MC
改めて、今日は「鴉」をお祝いするためにやってきましたとAnchang。
お前らに「ヘビーメタル最悪」と思わせるために来たとも。
ここでトーマスのMC。
暴走機関車トーマスだー!ポッポー!と元気があって大変よろしい!
「『鴉』の兄さんたちはすげえ優しくて、なんだか俺と違う雰囲気を放っていた。」
「俺には喋る脳みそはねえんだよ」など面白いMC。
最後は、もう話せないのにマイクを掴んでて、Anchangに「話すことないならマイク持つな」と叱られていた。
SHINGO☆「Swindleは場所変わりましたか?」
客「変わってない」
SHINGO☆「形は変わりましたか?」
客「変わってない」
Anchang「はっきり言いましょう、変ですよ」
確かにちょっと変わった形をしているのだ。
SHINGO☆「これは長年の時が経って、僕の記憶が書き換えられたんですよ」
Anchang「お前が年取っただけだよ」
など、相変わらずMCが楽しい。
初めてSHINGO☆が秋田に来た時はまだ20代だったらしい。
Anchang「今何歳?」
SHINGO☆「今40」
で会場大爆笑。
「今日の盛り上がりを忘れたくない、またすぐ来るよ!」とSHINGO☆。
「何勝手にスケジュール組んでんの?」とAnchangのツッコミ。
そこからメンバーの「きりたんぽ」否定が始まる。
アレなら俺は、美味しいご飯のまま食べたいとのこと。
最後に「せっかく温まった会場が冷え切ってしまう」とAnchangが長いMCを打ち切る。
Anchang「今日はどう言おう? Swindleより~でええか。何の話をしてるかわからん人が半分くらいおるでしょう、分からんでよろしい」と言い次の曲がスタート。
語れ!涙
Anchangソロの作品だが、最近よくプレイされるようになった。
思ってた以上に「Swindleより」が響きが気持ちよく、テンションが上がる。
「背中で語れ」のとこでサイドの二人が背中を見せる動きが面白い。
桜島
「爆発するぞー!」のいつもの掛け声でテンション爆上がり曲スタート。
毎回演奏される超定番曲。
デビュー前からプレイされている名曲だ。
特にソロと、ソロ後のぶち上げ方がすごすぎる。
German Power
これまたぶち上がる曲。
歌詞は「Swindle パワー」「俺のケツからきりたんぽ」に変更して披露。
今や古典となったかもしれないが、正統派なスラッシュメタルが心地良い。
サイコーの気分だ。
今回は前座ということもあり、サラッとステージを去る4人。
自分もバーカウンターに行きハイボールを注文する。
するとなんと、マシンガンズコールが起こり始めた。
前座でアンコール!?
ありえるのか?
ありえるんですね~、出てきたよマシンガンズ。
マシンガンズのライブでは何度か味わっているよ、終わりだと思ったらもう一回出てくるパターン。
客電がついて、SE流れても出てくるからね。
Sex Machinegun
というわけでバンド名を冠する曲で〆。
そういえば、アルバムバージョンと言うか、あのオープニングのスローなリフからプレイしたんだけど、いつもそうだったけ?
いきなり速いリフからいつも始めてたような気が…
中身はもちろん最高!
終わりに
というわけで、何度行ったか分からないマシンガンズのライブだけど、いつ観ても楽しすぎる。
歳とともに衰えるどころか、研ぎ澄まされていっているところがすごい。
新譜の「地獄の暴走列車」も名盤確定だし、まだまだ彼らから目が離せないぜ。
願わくば、また東北に来てくれると嬉しいです!
〈追伸〉
「鴉」の後は全員で「みかんのうた」のセッションでした。
Anchangも思わず「斬新…!」と一言。
2024.8.12 Freakz
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