ライブレポート Sex Machineguns 2024.7.14 秋田 クラブ スウィンドル

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初めに

行って参りました、「Sex Machineguns」と「鴉」のツーマンライブ。

秋田のライブハウスは初めて。

青森から車で3時間もかかるのね。

整理番号は36番。

ドリンク代を払い、ロッカーにバッグを入れ、ダッシュ。

Sussy側3列目をゲット。

過去一近くで観られるかも!

Introduction

いつものように、「Helloween」の「Invitation」をバックに登場。

そしてこれまたいつもの、テンションを瞬間的にぶち上げる装置、オープニングリフがフォーメーションとともに炸裂。

キタキタキター!

みかんのうた

今回は鴉の前座ということで、曲数も少ないだろうし、定番曲で来るだろう。

まずは誰もが知ってるこの曲から。

踊りながらなのに演奏も安定しており、Anchangの声の調子も良い!

ファミレスボンバー

音質もいいなあ、ギターリフがくっきり聴こえる。

中間部の語りはSHINGO☆が中央のマイクに移動してきて行う。

これはNoisy時代から変わらない。

名曲。

MC

どうやらAnchangはアコースティックのイベントで「鴉」の近野さんと会ったという縁らしい。

その時、近野さんの歌がめちゃくちゃ上手くて、「コレは潰しとかなあかんって思った」と冗談。

「鴉」はカッコいいし、オシャレやし、やっぱり潰しとかなあかん! と観客を笑わせていた。

いつものマシンガンズポーズ→ヘビーメタルシャウト→SHINGO☆のMCへ。

秋田のライブハウス、「秋田 Club SWINDLE」に来るまで人があまりいなかったから、ライブハウス内に人がたくさんいて安心したとのこと。

なんと「Sex Machineguns」、以前秋田に来たのは10年以上前らしい。

せっかく来たから「あきたこまち」食べたり、「サキホコレ」食べたりしてきたそうだ。

「サキホコレ」すごい美味しいという話をしていると、Anchangから「Wikipediaで調べてきたやろ」とツッコミが。

さらに、「Sex Machineguns」のレーベルの社長が秋田出身らしい。

Anchangの歳が54と告げると客席から驚きの声が。

それに対してAnchang「無理してるよ」で爆笑。

SHINGO☆「ライブは年齢じゃない。20代ココにいないでしょ。年寄りもいると思うけど、自分でできる限りで楽しんでください!」

燃えろ!!ジャパメタ

SHINGO☆のタイトルコールでスタート。

最新アルバム「地獄の暴走列車」から、メロディアスな一曲。

確かデーモン閣下も歌ったことがあるはずで、聖飢魔Ⅱへのオマージュみたいな部分もある。

Anchangの高音はホントに完璧、素晴らしい。

森のくまさん

間髪入れずにアルバム「45°」から一曲。

コレは初めてライブで観た。

ユーモラスな振り付けが観ていて楽しい。

ONIGUNSOW

更に間髪入れずに速い曲を。

コレはもう若い頃から聴いていて、体に染み付いている。

サイド二人の動きもかわいいし、ヘドバンで首も痛くなってきた。

MC

Anchang「今回は『鴉』が主役ですから、僕らが目立ってはいけない、『鴉』のために会場を温めておきました…温まりすぎやろコレは!」と自分で突っ込んでいた(笑)

それほどお客さんは盛り上がっていたのだ。

Anchangの紹介でSussyのMCスタート。

相変わらず声がでかい!

「初めましてー!」と叫んでいたので、Sussy時代は秋田に来たことなかったんだろうな。

「初めてってドキドキするじゃん、今日がまさにそれだよ」

「マシンガンズはいつどこで、どんなライブをしても全力投球でございます!」

と盛り上がるMCを連発。

Sussyはすべる時があるので、盛り上がってよかった。

マシンガンズと「鴉」、どちらも楽しめたら2倍楽しい。ラーメンチャーハンセットみたいなものだ。

と言うが客の反応が悪く「あれ?秋田の人ってそんなに食べないの?」で笑いが起こる。

「ご飯はいっぱい食べたほうが良いよ」というSussyにすかさずAnchangが「お前食べすぎやろ。お前はちょっと節制しろ」と怒られる。

「もしよければネット検索で僕を調べてみてください。あれ?あの人ってこの人?ってなると思う」でお客さん爆笑。

Sussyが「この曲の前フリ俺やったことあったかな」とまごまごしているのでAnchangが「ハイスピードで痩せろ」と一言。なるほど。

High Speed SAMURAI

Sussyのコールで始まったのはデビューアルバムの疾走曲。

メジャーキーの明るい曲で、聴いてて笑顔になってしまう。

こちらの中間部の語りもSHINGO☆が担当。

Anchangのハイトーンも安定、フォーメーションも完璧。

素晴らしい。

愛人28

間髪入れずに、心地よく疾走する人気曲。

歌メロもキャッチーで、聴いていて心地良い。

こちらも定番曲だ。

Anchangの強烈なシャウトで終了。

MC

改めて、今日は「鴉」をお祝いするためにやってきましたとAnchang。

お前らに「ヘビーメタル最悪」と思わせるために来たとも。

ここでトーマスのMC。

暴走機関車トーマスだー!ポッポー!と元気があって大変よろしい!

「『鴉』の兄さんたちはすげえ優しくて、なんだか俺と違う雰囲気を放っていた。」

「俺には喋る脳みそはねえんだよ」など面白いMC。

最後は、もう話せないのにマイクを掴んでて、Anchangに「話すことないならマイク持つな」と叱られていた。

SHINGO☆「Swindleは場所変わりましたか?」

客「変わってない」

SHINGO☆「形は変わりましたか?」

客「変わってない」

Anchang「はっきり言いましょう、変ですよ」

確かにちょっと変わった形をしているのだ。

SHINGO☆「これは長年の時が経って、僕の記憶が書き換えられたんですよ」

Anchang「お前が年取っただけだよ」

など、相変わらずMCが楽しい。

初めてSHINGO☆が秋田に来た時はまだ20代だったらしい。

Anchang「今何歳?」

SHINGO☆「今40」

で会場大爆笑。

「今日の盛り上がりを忘れたくない、またすぐ来るよ!」とSHINGO☆。

「何勝手にスケジュール組んでんの?」とAnchangのツッコミ。

そこからメンバーの「きりたんぽ」否定が始まる。

アレなら俺は、美味しいご飯のまま食べたいとのこと。

最後に「せっかく温まった会場が冷え切ってしまう」とAnchangが長いMCを打ち切る。

Anchang「今日はどう言おう? Swindleより~でええか。何の話をしてるかわからん人が半分くらいおるでしょう、分からんでよろしい」と言い次の曲がスタート。

語れ!涙

Anchangソロの作品だが、最近よくプレイされるようになった。

思ってた以上に「Swindleより」が響きが気持ちよく、テンションが上がる。

「背中で語れ」のとこでサイドの二人が背中を見せる動きが面白い。

桜島

「爆発するぞー!」のいつもの掛け声でテンション爆上がり曲スタート。

毎回演奏される超定番曲。

デビュー前からプレイされている名曲だ。

特にソロと、ソロ後のぶち上げ方がすごすぎる。

German Power

これまたぶち上がる曲。

歌詞は「Swindle パワー」「俺のケツからきりたんぽ」に変更して披露。

今や古典となったかもしれないが、正統派なスラッシュメタルが心地良い。

サイコーの気分だ。

 

今回は前座ということもあり、サラッとステージを去る4人。

自分もバーカウンターに行きハイボールを注文する。

するとなんと、マシンガンズコールが起こり始めた。

前座でアンコール!?

ありえるのか?

ありえるんですね~、出てきたよマシンガンズ。

マシンガンズのライブでは何度か味わっているよ、終わりだと思ったらもう一回出てくるパターン。

客電がついて、SE流れても出てくるからね。

Sex Machinegun

というわけでバンド名を冠する曲で〆。

そういえば、アルバムバージョンと言うか、あのオープニングのスローなリフからプレイしたんだけど、いつもそうだったけ?

いきなり速いリフからいつも始めてたような気が…

中身はもちろん最高!

終わりに

というわけで、何度行ったか分からないマシンガンズのライブだけど、いつ観ても楽しすぎる。

歳とともに衰えるどころか、研ぎ澄まされていっているところがすごい。

新譜の「地獄の暴走列車」も名盤確定だし、まだまだ彼らから目が離せないぜ。

願わくば、また東北に来てくれると嬉しいです!

〈追伸〉

「鴉」の後は全員で「みかんのうた」のセッションでした。

Anchangも思わず「斬新…!」と一言。

2024.8.12 Freakz

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