屍忌蛇 ~比類なき美旋律のギタリスト~

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一匹狼の印象のプレーヤー

「Gargoyle」~「アニメタル」~「Volcano」のギタリスト。

上記のバンドを渡り歩いているが、基本的に一匹狼の印象のプレーヤーだ。

ドラマーでいうと、そうる透みたいなものか。

屍忌蛇には実際、一匹狼でいられるだけの技量がある。

その確かな演奏力と、流麗なメロディーづくりのセンスは、「Gargoyle」在籍時からすでに完成されていた。

「Gargoyle」が人気を獲得するにあたっての立役者であろう。

彼の脱退後、「Gargoyle」の音楽からは流麗なソロが消えてしまった。

ホントに上質で、心の琴線に触れる

彼の作るメロディはホントに上質で、心の琴線に触れる。

日本人が泣いて喜びそうなメロディーだ。

メロディアスなソロを弾くギタリストは数多くいるが、その中でも突出している。

「Gargoyle」はいろんな音楽要素が入り交じったバンドだし、「アニメタル」も彼の色が濃く出ているわけではない。

どっぷり彼のメロに浸かりたいなら、断然「Volcano」をオススメする。

引き出しの数がハンパない

休養期間中にひたすらメロディーを作ってストックしていただけあって、引き出しの数がハンパないのだ。

もっともっと評価されても良いバンドだと思う。

現在は「Volcano」と並行して「Vathokija」というバンドでも活動しているようだ。

確かな独自性を持つがゆえ、弾きたい時に弾くという活動を続ける屍忌蛇。

私は彼のそういう生き方に憧れる。

2010.3.18 Freakz

(追記)

これは2010年に書いた記事。

この頃彼は、確かに活発な活動をしていなかったのだ。

その後、彼の活動は「Volcano」が主となり、コンスタントに活動を続けている。

「家賃とバーボン代さえあれば、あとお金はいらない。」

音楽に全てを捧げた男の旋律は、今も多くの人の心を揺さぶっている。

2022.8.5 Freakz

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