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初めに
というわけで別記事。
LOUDPARK15の「Megadeth」について書くぞ。
Hungar 18
名曲中の名曲からスタート。
会場の客が揺れる揺れる。
これほど構成美を感じる楽曲も少ない。
メロディアスな前半、後半の怒涛のギターバトル。
実に硬派な作りだ。
こういうのはもうやんないんだべなぁ。
メタル好きでない友達がこの曲だけを知ってたのを思い出した。
Kingmaker
続いては新作「Super Collide」の１曲めから、「Megadeth」らしいリフの曲。
昔ほど構成が複雑ではないが、リフのかっこよさは健在。
Wake Up Dead
これまた人気曲。
セカンドアルバム「Peace Sells… But Who’s Buying?」の一曲目だ。
なんつーか、異常事態だよね、これ。
ヴォーカルはほとんどオマケで、これでもかと複雑にリフをつなげる。
この考えすぎギリギリのリフ構成がたまらん。
初期ならではの魅力。
盛り上がったー！
In My Darkest Hour
よくプレイされるサード・アルバム「So Far, So Good… So What!」からの曲。
サード・アルバムは「Megadeth」の中では一番印象に残らないアルバムで、この曲も私はそんなにお気に入りではない。
そんなに響かないのである。
Dave Mustaineもドラッグ欲しさに作ったアルバムだったって言ってるし。
ダークな雰囲気はよし。
Sweating Bullets
こちらも人気曲。
シャッフルビートにほとんど語りのようなヴォーカル。
後ろにいたお客さんが、ほぼ完璧に歌っていた、すごいな。
She Wolf
アルバム「Cryptic Writings」からの名曲。
コレは好きな曲。
細かいリフを刻みながらよく歌ってるもんだ。
ラストの「Iron Maiden」風のソロが秀逸で、実に印象的。
Public Enemy No.1
あれ、コレなんだったけ、と不覚にも思ってしまった。
アルバム「Th1rt3en」からの聴きやすい１曲。
最近はプレイしてるのかな？
Tornade Of Souls
名作「Rust In Peace」から有名曲。
よく作りこまれたリフで大好きな曲だ。
しかし「Rust In Peace」は名曲盛りだくさん。
例えば私は「Take No Prisoners」の方が好きだけれど、こちらの方が人気だみたいだねぇ。
Mustaineが、曲が始まる前に軽くリフを弾いたときに、客から「トルネイドだ！」と歓声が上がるほど。
いやぁ、しかしソロみたいなリフだ。
Trust
「Megadeth」にしてはポップだけれど、コレは好きだなぁ。
良いモンは良い。
冒頭のタムで歓声が上がった。
ムードがあって実に好きな曲だなぁ。
A Tout Le Monde
「Megadeth」流の珠玉のバラード。
ヘドバンでバラード特集をやってるけど、コイツは入れたいなぁ。
これもまたほぼ完璧にうしろの客が歌ってる。
よほどのファンなんだなぁ。
Cold Sweat
えーと、コレ何の曲だっけ・・・、と二度目の不覚。
新作からの曲で、勉強不足。
Symphony Of Destruction
これまた有名曲。
ミドルながら秀逸なメロが冴え渡る。
ぴょんぴょん飛び跳ねながらノッてしまった。
うしろの客が主題のリフに合わせて「メガッデッス、メガッデッス」と言ってる。
そうか、こうノルもの・・・なのか？
Peace Sells
軽快なベースが聞こえてきたら、この曲だ。
ほとんど語りみたいなヴォーカルで、カラオケで入れたりすると痛い目に会う。
一度経験あり。
サビは客が歌うのが通例だけれど、歌詞分かんないや。
常に完璧なうしろの客に助けられた。
ラストの盛り上がりが好きだなー。
Holy Wars…The Punishment Due
ああ、ライブも終わりだな、さらにはLOUDPARK15も終わりだな、と冒頭のリフが始まった時に感じた。
中学生の頃カセットテープに入れて聴いてたなぁ。
メタル史に残る格好良いリフのひとつ。
後方に出来たサークルピットに飛び込み、暴れながら聴くことに。
盛り上がりが半端ない。
この曲も構成が素晴らしくて、私は満点の楽曲だと思います。
構成美から生まれる物語性がたまらんのです。
ああ、生きててよかった・・・。
終わりに
てなわけで「Megadeth」終了。
生で「Megadeth」観たのは初めて。
DVDでは何度となく観ているけれど、とにかくMustaineはクールなパフォーマンスだなあ、と思っていたものだ。
そして今回も例に漏れず実にクールなパフォーマンス。
途中両手を上げて客を煽る姿が見られて、それが微笑ましくて嬉しかった。
傍若無人と言われたMustaineも齢を重ね、かなり丸くなった印象だ。
それは決して悪いことではないだろう。
やはりBig4は伊達ではないんだなぁ。
少し遅れたフォロワーとは格が違うんだもの。
Mustaine天才。
話題のKiko Loureiroのプレイも、当たり前だが問題なし。
違和感もなし。
そもそも「Megadeth」＝Mustaineであるから、もう一人のギターが誰であろうがどうでも良い。
「Megadeth」の楽曲を一定の水準でプレイできるのであれば、名手Kikoでなくとも、私は全然構わないと思っている。
「Megadeth」のアルバムは発売されるたびに買ってしまう。
しかも、結構スパンが短いのだな。
どれも素晴らしいのだが、もう一度、「Rust In Peace」みたいな絶対的な作品を期待せざるをえない。
Mustaineを一生応援するぞ！
2015.10.18 Freakz
（追記）
LOUDPARKが開催されなくなって久しく、こういったフェスに参加できることがいかに幸せなことだったかを痛感する。
さて、8月のダウンロードフェス、果たして開催されるのか。
一番気になるのは「Code Orange」。
「Soulfly」も楽しみだ。
そして何と言っても「Dream Theater」を堪能できる。
今からすでに楽しみである。
2022.7.8 Freakz
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