Crazy-SKBの活動の最も根幹をなすもの
Crazy-SKBはバンド活動をかなり精力的にするタイプで、同時期に3~4バンドを掛け持ちしていることも珍しくない。
その一つに「恐悪狂人団」がある。
Crazy-SKBの活動の最も根幹をなすものが「恐悪狂人団」だ。
彼が初めて始動させたのも「恐悪狂人団」である。
・・・といっても不動のメンツで活動しているわけではなく、メンバーは流動的。
Crazy-SKBのソロプロジェクトといった色合いが強い。
残虐性をもっとも純粋に抽出した活動
Crazy-SKBにはいろんな持ち味があり、誹謗中傷や時事ネタなどがあるが、その持ち味の一つに残虐性がある。
「恐悪狂人団」はその残虐性をもっとも純粋に抽出した活動だと言えるだろう。
最新作「-禁忌- 残虐秘宝館」でも圧倒的な残虐性を見せつけてくれた。
歌詞の過激さ、残酷さは、ここ最近のCrazy-SKBの活動の中でもピカイチだ。
また、その強烈に暴力的な詞世界が、うまく音楽と融合している。
詞と音楽が互いに暴力性を高めている感じだ。
これぞ社長、これぞ殺害塩化ビニール
「恐悪狂人団」は、初期はノイズ、中期はヘヴィメタルよりのパンクだった。
演奏は特にテクニカルなものではなかったのだが、今作はかなり演奏レベルが高い。
音質も締りのあるクリアな音だ。
私は「QP-Crazy」の新作よりも遥かに気に入っている。
これぞ社長、これぞ殺害塩化ビニールだと言いたい。
2010.3.19 Freakz
(追記)
6年の沈黙を破って、ついに社長が動き出す!
まずは8月15日発売の新譜「兇悪-怨鬼怒密六呪経-」を楽しみに待つしかあるまい。
2022.8.9 Freakz
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