B’z ~偏見chopを捨てろ!~

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音楽は音楽として評価せねばなるまい

私は「B’z」が好きだ。

…とハッキリと書いたが、HR/HMファンがこのように明言するのが憚られる雰囲気が「B’z」にはある。

恐らく所属事務所が、音楽を商業的に捉えている事務所だから、というのが大半の理由だろう。

しかし、商業的な面が鼻につくということもあるだろうが、そういった事情は考えないようにして、音楽は音楽として評価せねばなるまい。

音楽として向きあうと、「B’z」はそんなに捨てたものではないのだ。

売れ線のポップスだからという理由で敬遠している人は、是非一聴をおすすめする

まず、「B’z」はれっきとしたハードロックである。

だから、売れ線のポップスだからという理由で敬遠している人は、是非一聴をおすすめする。

歌メロは非常に親しみやすく、一度聴いたら覚えてしまうほどだ。

クサメロが好きな人は、好きになるんじゃないだろうか。

最近はそれほどでもないが、中期の歌メロはケタ違いの親しみやすさだ。

稲葉浩志のヴォーカルはとてもクセになる。

ねっとりと高音を出すあたりは、聴いていて心地が良い。

あまり使わないがシャウトもできるし、英語の発音もばっちりだ。

レベルの高いヴォーカリストだと思う。

ギターの松本孝弘も、ハードロックのギタリストとしては合格点だ。

メロディアスな早弾きもかましてくれる。

1曲ごとのソロが短いのが残念なところだ。

歌詞がまた良い味を出している。

ほとんどが恋愛に関しての詞だが、豊かな経験に裏打ちされた、悩める人間の詞だ。

そんじょそこらのクソみたいなラブソングとは一線を画す。

フラットな視点が、日本人にも必要だ

アルバムとしてよく出来てるなぁと思うのは「IN THE LIFE」

「RUN」

「SURVIVE」だ。

この3枚は捨て曲一切なしのオススメ盤だ。

この間、雑誌にMarty Friedmanのコーナーが載っているのを見たら、普通にハードロックとして「B’z」を批評していた。

このようなフラットな視点が、日本人にも必要だ。

2010.2.24 Freakz

(追記)

自分がこの記事を書いたのは2010年。

「B’z」がBurrn!誌の表紙になったのが2019年。

これはもうね、自分で自分を褒めてあげたいね。

その2019年の「B’z」表紙の件も賛否両論が起こった。

2019年だよ?

いかに音楽観をアップデートできない層が多いかを如実に表している。

Windows7を今使っているようなもので、こういう方々がやがて歳を取ると老害になる。

「B’z」はハードロックだ。

2022.5.18 Freakz

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