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抜群にクリアな音質を作り出した
QP-CrazyのギタリストであるKURA。
アルバム「デスポルノ21アニマル」から加入した。
彼の加入以前、QP-Crazyにはギタリストはいなかったので、加入以後はよりハードな音楽性へと変化した。
また、彼はアルバムのプロデュースも手がけ、抜群にクリアな音質を作り出した。
特に「タンク山の動物園」の音質は特筆もので、インディーズの音源とは思えないほどだ。
KURAがQP-Crazy に加入した時期というのは、殺害塩化ビニールが、質の低いゲテモノ音楽(愛好家もいる)から、高品質なパンクロックへと移行した時期にあたる。
もしかしたら、その立役者がKURAなのかもしれない。
私は、殺害塩化ビニールの音楽的変化を歓迎しているので、QP-Crazyの高品質化も嬉しい限りだ。
KURAのサウンドプロデュース力の高さを、逆に浮き彫りにする結果となった
QP-Crazyの最新作「地獄の中の地獄-HELL WITHIN HELL-」を聴いた。
まだ聴き込みが足りないので、曲の良し悪しの判断はつかない。
ただ、音質面はあまり好きになれなかった。
ごもごもとこもった音質で、せっかくのテクニカルなプレイが判然としない。
どうやら新ギタリストが加入し、その人がプロデュースを手がけているようだ。
KURAのサウンドプロデュース力の高さを、逆に浮き彫りにする結果となった。
好みの問題もあるだろうが、私はプロデュースをKURAに戻すべきだと感じる。
2010.2.23 Freakz
(追記)
社長復帰に伴い、QP-Crazyがライブをするという情報が入ってきている。
音質に関して何やら苦言を呈しているが、そんなことよりもバンドの復活を喜ぶべきであろう。
どのようなメンツでのライブになるかは分からない。
ツージーQは地元に帰ってしまったらしいし…。
それこそKURAはいるのだろうか?
そういった面も含めて、ファンとして楽しみに待つしかなかろう。
2022.5.11 Freakz
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