Michael Kiske ~ジャーマンメタル界のヒーロー~

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上手くなってきたのは「Pink Bubbles Go Ape」あたりから

Michael Kiskeのボーカルは上手い、とよく聞く。

でも私は、上手くなってきたのは「Pink Bubbles Go Ape」あたりからだと思う。

「Chameleon」やソロ作品あたりでは音程のブレもほとんどなく、安心して聴ける。

ソロ作品をどうしても好きになれない

でも残念なことに私は、「Chameleon」やソロ作品をどうしても好きになれない。

こればっかりは音楽的な好みの問題なので、仕方がない。

歌は上手いのだが、音楽性が自分の求めるものと違うのだ。

私のバイブルの一つ

それ以前の「守護神伝」は、音楽的にはとても好きな作品。

私のバイブルの一つといっても過言ではないくらい好きだ。

特に第2章。

でもこの頃の彼のボーカルはまだ発展途上だ。

音程のぶれる箇所が結構散見される。

といっても決してヘタなレベルではないし、ハイトーンの伸びはやはり大したもの。

曲の良さを十分によく引き出している。

祭り上げるのは違う気がする

ただ、守護神伝の彼のヴォーカルを「完璧」だとか「神がかっている」とか祭り上げるのは違う気がする。

そのような形容をする人は、「守護神伝」が好きすぎてあまりよく見えなくなっているのではないだろうか?

彼の信念には賛同せざるを得ない

彼は今はジャーマンメタルとはほど遠い音楽をやっている。

守護神伝の頃のファンとしては寂しい限りだが、それも仕方あるまい。

「自分の好きな音楽をするためには、売り上げが落ちても仕方ない」

そう語る彼の信念には賛同せざるを得ないし、ミュージシャンとしての誇りも感じる。

でも…たまにはやってくんないかなぁ、ジャーマンメタル。

2009.11.8 Freakz

〈追記〉

これは2009年の文章か。

実に15年前ということになるな、恐ろしい。

御存知の通り、現在Micael Kiskeはメタル界に舞い戻ってきている。

2011年に、Kiskeのバンド「Unisonic」にKai Hansenが加入し、界隈がざわついた。

これはもしかして…と待つこと5年、2016年にKiskeがHelloweenに復帰しいわゆる「完全体」へとなった。

往年のファンは涙を流して新譜を聴いたに違いない。

かく言う私もその一人であり、来日公演も二度ほど観に行っている。

ライブレポートもしたためているので、そちらも参照されたし。

2025.3.7 Freakz

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