ライブレポート Sex冠 2014.11.2 the five morioka

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初めに

SEX冠がお隣の岩手まで来てくれるということで、ホテルを取って遊びに行ってきました。

「Sex Machineguns」と「The冠」が対バンでツアーするというこの企画は、今回で六度目だそうだ。

会場は盛岡にあるthe five morioka。

小雨の煙る中、整理券の番号順に並ぶ行列があったので、そこにスチャッと並ぶ。

開場時刻になり、入り口で誰を見に来たのか聞かれる。

「Sex Machinegunsです!」と胸を張って答えたところ、「Sex Machinegunsは隣のライブハウスです」とのこと。

恥をかいてしまったではないか。

ちょっと裏手にthe five moriokaの入り口はあった。

こっちだったのね。

最近出来たのかしら?

木目を基調とした小綺麗なライブハウスだ。

キャパはだいぶ小さめで、ステージも客席と同じ高さ。

チケットと交換したビールを飲みながら、SEに耳を傾けつつ待つ。

無料で荷物の預かりをしているのも親切で良いね。

北国だし11月だし、外套など邪魔になることが多いから、良いサービスだと思った。

私は預けなかったけれど。

来ていたパーカーはバッグの中に詰め込み、LOUDPARK14のTシャツでのぞむぜ!

「Sex Machineguns」のシャツもあるんだけれど、「Noisy」って書いてあるからなぁ。

「Anchang」って書いてあるのを買うべきだったか。

オープニングトーク

客電が落ち、Anchangと冠徹弥が登場。

なんとSEX冠は、二人のトークから始まるのだ。

Anchangは若いころとあまり変わらない。

冠は兜をかぶって登場。

昨日のライブですでに声がガラガラな冠をAnchangがいじったり、木目調の会場を見てサウナのようだと笑ったり、ふたりともトークにキレがあるなぁ。

さすが、メタルに笑いの要素を盛り込んでいるだけあるよ。

メタルのライブでこんなに笑うことはないぞ。

The冠

先攻は「THE冠」。

私はアルバム、「傷だらけのヘビーメタル」と「帰ってきたヘビーメタル」しか持っていないので、半分以上は初めて聴く曲だったが、かなりカッコ良いな!

何故か突然ダンス調になり、狂ったように踊りだすとか、最前列の女の子の手の甲にキスをして歩いたりとか、印象に残っていることが多すぎる。

後からのMCで言っていたが、二人目の女の子の手の甲にキスをするときに、指輪が歯に思いっきし当たったらしく、歌うのやめようかなと思ったとのこと。

曲の途中で冠のトークショーみたくなるトコも面白かった。

とにかく彼はトークが面白い。

何というか、芸人みたいだ。

最後のメンバー紹介も面白かったなぁ。

曲が急にストップして、メンバーがくるっと振り向くと全員素の表情。

それで1分位固まってたかな?

で、メンバーはネットで調べてくださいだって、こりゃあ人を喰った演出だ。

私がわかった曲は以下のとおり。

帰ってきたヘビーメタル

しょっぱなはこれ。

こいつぁ盛り上がるね!

CDではヴォーカルがあまり聞こえないのだが、ライブではしっかり聴こえる。

哀罠メタル

冒頭のセリフは客席の女子を捕まえて、一人に向かってずっとしゃべってる。

これが面白かった。

喋り終わった後に手の甲にキスだ。

糞野郎

たしかこの曲で客が大暴れし始めた。

冒頭の静かなところでは、歌詞の酷さに客が失笑。

傷だらけのヘビーメタル

「教えてあげる Bon Joviは ヘビメタじゃない♪」のとこで客席爆笑。

名曲。

 

ほかは初めて聴く曲なのに、とにかく楽しい。

いっぺんにファンになってしまったぞ。

また観てみたいバンドだ。

それこそワンマンでも近くまで来たら行くぞー!

Sex Machineguns

さて、続いては「Sex Machineguns」。

私は「Made In USA」以来、アルバムは買っておらず、少し遠ざかっていたのだが、さぁて、現在の「Sex Machineguns」はどんなライブを見せてくれるのかな?

期待に胸を膨らませ、ビールをもう一杯。

客電が落ちスタート。

以前と変わらないな、「Helloween」の「Invitation」で登場。

サポートのギターがなんとSUSSY!

すげぇ太ったなぁ…。

オープニング

曲名あんのかな、これ。

いつものジャージャージャージャン、オイ! ってやつ。

テンションがいきなりマックスに。

みかんのうた

恐らく「Sex Machineguns」の中で最も知名度のある曲。

狭い会場ながらフォーメーションも炸裂し、メタルのお手本のような曲だ。

「The冠」はそんなにソロがないので、速弾きソロが数段かっこ良く見えるぜ!

ファミレスボンバー

みかんのうたのビデオに入ってるのと同じつなぎだ。

冒頭の「Holy Wars」風のリフでは、コレまたフォーメーション(と言うか振付か)が炸裂してカッコ良い!

語りはベースのSHINGO☆が担当。

何だかこの人、顔・声・テンション、全てが何だかNoisyに似てるね。

名曲。

大学生の頃に聴いて衝撃を受けたことを思い出した。

ニューアルバムからということで知らない曲。

アルバムは注文したのだけれど、残念ながら間に合わなかったのだ。

エグい食い込みーって歌ってる。

なかなかカッコ良い。

コレも知らない曲。

でも速くて、Anchangらしくて、すげぇカッコ良かった。

ONIGUNSOW

恐らく全盛期はもっと速くプレイしていたと思うが、それでもカッコ良い!

「オニ! オニ!」と叫んでもう声がかれてきたよ、あたしゃあ。

みどりのおばちゃん

てっきりAnchangは高音が出なくなったのだと思っていたけれど、出るじゃない。

ずっと出ていたのか、また出るようになったのか。

何だか武道館での解散ライブを思い出した。

「みんなの顔を見てると、出るような気がしてくる」ってMCしてたアレだ。

Anchang、クソカッコ良い!

愛人28

結構昔の曲をたくさん演ってくれて嬉しいな。

テンポ的に永遠にヘドバン出来そうな感じで、首がやばい!

コレまた好きな曲だー。

German Power

最初期からプレイされている曲で、シンプルながら破壊力抜群なリフ。

「Sex Machineguns」の中でテンションが上がる曲五指に確実に入る名曲。

「盛岡パワーのやり過ぎで 俺のケツからわんこそば!」

うーん、なんてアホなメタルなんだろう(褒め言葉)。

最高だよマシンガンズ!

桜島

私はこの曲、ナンバー1だな。

特にソロ終了後の爆発力がすさまじい。

できればもっと走ってくれれば言うことなしだった。

男で、一人で、グチャグチャに暴れて、周りの人は奇異に思っていたかもしれないけれど、最高の気分だ!

Burn

マジか!

複雑な正統派メロスピ。

「Rolling Thunder!」のとこは、ああそう言えばこういう振付だったなと懐かしく思う。

この曲のキーが出るなら、Anchang何でもいけるんじゃない?

ちょっと彼のヴォーカルの技量をなめてたな。

「Sex Machineguns」、完全復活だぜ!!

 

で、こっからアンコール。

知らない曲だけどずいぶん速かった。

すっぽんがテーマの曲みたい(笑)。

日本で最速の曲だと思ってる、とAnchang。

彼の自負心が感じられてとても素晴らしかった。

最後はThe冠のメンバーも登場して、2バンドの共作曲。

分かりやすくて、初めて聴いたけどすごいノれた!

「Sex冠 メタルファイヤー!」とか叫ぶやつだ。

音源化されてるのかな?

終わりに

てな感じで終了。

予想していた以上に楽しかった。

また行きてぇなぁ。

AnchangのMCも昔と変わってない。

自分の演ってる音楽に絶対的な自信があるのだろう。

コレはカッコ良いですよ。

この世代のバンドのツーマンで、予想以上のものをぶっこんできた彼らに拍手を送りたい。

2014.11.4 Freakz

(追記)

これが私の冠さん初体験になりますね。

このライブで一気に好きになってしまったんだった。

SUSSYは今でもサポートを続けてる。

アー写も一緒に写っているが、正メンバーではないのだろうか?

Anchangの高音は、現在でも良く出ている。

いや、若い頃より声の出が良いと感じるほど。

まさに彼こそメタルモンスター。

2022.11.9 Freakz

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