小椋佳コンサート「ファイナルツアー 余生 もういいかい」
を見にNHKホールに行ってきた
初めてのNHKホール
ふだんはなかなか来ないもんなぁ
渋谷区役所前公共地下駐車場から徒歩数分
この日は平日なので30分300円 と都内ではリーズナブル
キャパは約3600人なんだけどこの日はソールドアウト！
小椋佳ってすごいな
二階席だけどまぁまぁの距離
ここはS席（10000円）
他にはA席がありそれは8000円
ただ肉眼だと表情まではわからなかった
双眼鏡を持っていけば良かった
最初から最後まで着席の「コンサート」というのは初めてかも
客層はかなり高齢
ほとんど70代以上といったところか
ちなみに小椋佳は78歳
階段を登れないと思われるお客が多くエレベーター行列が出来ていた
この会場にはエスカレーター無し
開演時間になってもまだ歩いてる人がいて たぶん急に暗くなると
危ないという判断だと思うんだけど全員が座るのを待って10分遅れで開演
今回ベストアルバムを購入してある程度聞いてから行ったんだけど
聞いたことはあるけど曲名がわからないのがほとんど
なのでセットリストは割愛
幕があがると思ったよりも多くの演奏者が
ピアノ
キーボード
ギター二人（一人は途中ベースも弾いてた）
ストリングス13人
フルート
計18人
途中数曲はコーラス隊（22人）も出てきた
演奏が始まり小椋佳 登場
着席で譜面（歌詞）を見ながら歌うスタイル
本人も言っていたが歌詞は全然覚えないそうだ
１～２曲ごとにMC
このMCが意外と面白い
主に高齢者ネタ
「雨も風も吹いてないのに足元がおぼつかないお客様」
「開演時間が遅れたのは私のせいではなくむしろあなたがのせいなんですよ」
「最近歳のせいか風呂に入ろうと思ってから湯船につかるまで2時間かかる」
結構客には受けていた
初めて人前で歌ったのは レコード会社が一緒だった井上陽水と一緒に
200人ほどのライブハウスだったらしい
９曲歌ったところで第一部終了
20分の休憩
そして第二部
小椋佳のピアノ弾き語りからスタート
しかも衣装は全身紫のスーツ
第2部 2曲めでゲスト 中村雅俊 登場
70歳とは思えないシュッとした感じでかっこいい
ステージに呼び込む時に間違えて次のゲストの名前を言ってたのはご愛嬌
小椋佳は300人程に曲を提供してきたそうだ
ただ本当に提供したかったのは半分もいなかったそう
中村雅俊に提供した曲「俺たちの旅」
一緒に歌うのかと思ったら小椋佳は退席
曲が終わったあたりで戻ってきた
ちょっと話して中村雅俊は退場
その後4曲目にまたゲスト 堀内孝雄 登場
曲はもちろん「愛しき日々」
歌声よりも最後の「ありがとう！」の方が声大きかったな
その後も美空ひばりに提供した「愛燦燦」や研ナオコに提供した「泣かせて」
五木ひろし「山河」 布施明「シクラメンのかほり」
など
梅沢富美男の「夢芝居」も有名だがこのMCが面白かった
黄色い顔の梅沢富美男が出てるレモンサワーのCM
このCMには「夢芝居」が使われている
作詞作曲は小椋佳なので印税が何百万円も入ってくるらしい
ただ使われているのは曲のイントロ部分でそこはアレンジャーの人が
作ったらしく小椋佳は作ってないそうだ
それなのにそこの部分がCMで使われてお金が入ってくる
最近不当利得の事件があったので心配している と言ってた
第2部も同じくらいの曲数をやり閉幕
だが拍手が鳴り止まない
みんなアンコールがあるとわかっているかのよう
客電がつかないのでそうなのだろう
幕があがりアンコールスタート
アンコールでは3曲
一緒に行った79歳のお友達は感動して泣いてました
来年（2023年）1月のNHKホールが最後の公演となるそうだ
その時は梅沢富美男も来るそうだ
今の時点ではまだチケットあり
それで終わらずにまた復活して欲しい
2022.11.30 VERTICAL
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