ライブレポート 人間椅子 2015.2.8 下北沢GARDEN

スポンサーリンク

English

スポンサーリンク

はじめに

人間椅子倶楽部の集い。

長々と「人間椅子」のファンをやっている私だが、実はファンクラブに入ってはいなかった。

しかし、年に一度のファンクラブ限定イベントが実に楽しそうだ。

というわけで、締切日ギリギリにファンクラブに入会、無事チケットを手に入れたのでした。

GARDENはまだ新しいのか、小綺麗なライブハウス。

入場してビックリ、入口付近のブースで、鈴木がDJをやっているではないか!

私服、メイク前。

ふむふむ、ハードロック喫茶ナザレスもこんな感じなのかしら。

と耳を傾けながらビール。

ほどなくしてDJは和嶋と交代。

もしかしたらノブも出てくるのかも。

和嶋は「人間椅子」が他アーティストに提供した楽曲をセレクト。

上坂すみれの「冥界通信」なんか、まんま「人間椅子」じゃないか。

素晴らしい。

次は予想通りノブ。

準備に時間がかかる順にDJをしているらしい。

数百枚のCDを持参したノブ。

しゃべりまくりながらコロコロと曲を変える。

最後はヤングマン!

会場みんなでYMCAだ。

ノブが去り際に自分の傍を通ったので、握手してもらっちゃった。

さて、客電が落ちようやく本編がスタート。

晒し首

以前から聴きたいと思っていた1曲で実に嬉しい。

アコギの入らないアレンジも新鮮で楽しい。

二十一世紀の瘋痴狂

こりゃまた久々に聴いたなぁ。

確か瘋痴狂のレコ初ツアーのとき以来だ。

明るめのロックナンバーで、主題のこねくったようなリフが秀逸。

 

MC

鈴木の「本日はお足元の悪い中…」というおなじみの挨拶。

和嶋が開会宣言で「せんせい、せんせい、それはせんせーいー」というギャグを。

鈴木にダメ出しされていた。

春の匂いは涅槃の薫り

これも好きな曲だー。

ズンダカダカズンダカダカ、というリズムがカッコ良い!

モスラ

うん、初めて聴いたなコレ。

「人間椅子」らしいドロドロした雰囲気と、サビのメロディが素晴らしい。

 

MC

歌詞が覚えづらかったり、キーが高かったり、モスラがなぜ演奏されなくなったかが分かる、と鈴木。

中盤の歌詞も、小学生の日記みたいだ、と和嶋。

 

ここで「人間椅子」ははけ、ノブのソロの準備。

その間、鈴木と和嶋が再びDJ。

すごいファンサービスだ。

 

ノブのボーカルがGraham Bonnetに似てるという話題に。

確かに高音の当たりが似ている。

AlcatrazzではYngwieの高速ソロが入り、和嶋もコレは弾けないと言っていた。

ロックンロール特急

ノブコーナー。

ピアノとサックスとボーカルの編成。

うん、こんなジャジーなアレンジも悪くない。

カッコ良いよ、これ。

赤と黒

ノブコーナー。

激し目の曲をバラード調にアレンジ。

コレまた悪くないな。

詞に聞き入ってしまう。

秋の夜長のミステリー

ノブコーナー。

「ちーちっちちー…」と客に歌わせ、ノリノリのノブ。

最後はGraham Bonnetのモノマネで終了。

 

ここで、ノブがはけ、再び和嶋DJ。

Gimme Shelter

Paint it Black

Brown Sugar

おなじみ、鈴木の「ゆうメイツ」は、「Rolling Stones」のカバー。

 

鈴木の英語ボーカルも野蛮でカッコ良い!

原曲の良さもにじみ出てたなぁ。

 

和嶋の準備の間、再びノブDJ。

ノブのテンションがとても高い。

断言はダダイスト

和嶋コーナー。

弾き語りでも聴いたポエトリーリーディング。

今日はギターの方とドラムの方を従えて、即興の演奏。

詩の迫力もさることながら、即興演奏の凄まじさったらなかった。

新聞に載らなかった投書

わけあって新聞に載らない投書を、和嶋がポエトリーリーディング。

これまたへんてこな雰囲気。

実に不気味だ。

和嶋の語りがすごい迫力。

無限の住人

ここから再び人間椅子。

 

いやぁ、聴きたかったよこの曲。

人間椅子にしてはポップなコード進行とか、鈴木の民謡歌唱など、聴きどころ満載。

猿の船団

MCを挟み、久々の1曲。

ノブボーカルの曲はどかどかと激しくて盛り上がる!

人生万歳

シンプルな構成ながら、盛り上がる1曲だね。

刻みの細かい主題のリフは聴いていて心地よい。

 

アンコールではいつもの抽選会。

鈴木は自作の雪だるまのはんこ。

ノブはサイン入りシンバルなど。

和嶋は、アンプの中についてる真空管の壊れたやつ。

人間椅子賞としては、サイン入りTシャツ。

どれも当たらなくて残念。

阿片窟の男

初めて聴いたかも。

リズムの違うパターンを強引につなぐ展開がカッコ良い。

「人間椅子」らしい曲だね。

肥満天使

「デーブが歌います」と鈴木がタイトルコール。

とってもポップなナンバーだ。

テンポチェンジが唐突に起こるのがまた、カッコ良いねー。

なまはげ

ラストのみレアではない、なまはげ。

王道で締めるのもまたよし。

名曲。

終わりに

普段のライブとはまた一味違った魅力が詰まっていて、とても楽しむことが出来ました。

ぜひ年に一度演っていただきたいなぁ。

来年も行くぞ!

2015.2.11 Freakz

(追記)

現在は下北沢にGARDENというライブハウスはない。

2020年に撤退したからだ。

私が行ったのはこの一度きりということになるな。

「来年も行くぞ!」と締められたこの文章であるが、以降私は行けてないのだよなぁ。

青森在住の弱みよ。

レア曲が多く、3人もリラックスしていて、観ていて心地の良いライブだった記憶があります。

一番印象に残っているのはノブの「秋の夜長のミステリー」だなぁ。

お客さんを乗せるのがうまくて感心したんだ。

さて、アルバムの進捗はどんな感じかしらね?

2023.6.16 Freakz

 

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました